Googleケータイ,世に現る

第8回 Android最新トレンド2009・春

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G1が好調とは聞くが…

G1が昨年の10月末に発売されてから,同年度末までの出荷見込み台数が60~70万台,2009年度末までに200万台を販売する見込みと報道がされています。先行するiPhoneの出荷台数と比較すると,まだまだ少ない数字ですが,実際,何処くらい利用されているのか知ることができないかと,モバイルブラウザのシェアを調べると,Net Applicationsが全世界を対象に調査を行っており,プラットフォーム別に以下のような結果が得られとしています。

  • 1位 iPhone (66.44%)
  • 2位 Java ME (9.11%)
  • 3位 Windows Mobile (6.90%)
  • 4位 Android (6.26%)
  • 5位 Symbian (6.17%)
  • 6位 Palm (2.37%)

写真3 モバイルブラウザのシェア。iPhoneのシェアは圧倒的。

写真3 モバイルブラウザのシェア。iPhoneのシェアは圧倒的。

登場して間もないAndroidがSymbianを抜いて4位になっている所は注目です。

3位のWindows Mobileとも大差ないので,G1に標準搭載されているBrowserのポテンシャルを考えれば,追いつく日も近いのではないかと思います。

1位のiPhoneは,圧倒的なシェアです。iPhoneユーザは,Webをヘビーブラウズ傾向にあるので,当然の結果ともいえますが,iPhoneに搭載されているSafariが,小さな画面を持ったデバイスで,多くのストレスを感じさせずウェブブラウズさせる工夫がされており,丁寧に作り込まれている証明でもあるかと思います。先で,Browserのポテンシャルを考慮すれば,Windows Mobileも追い越すのではないかと書きましたが,更にその上を望む為には,連載3回で上げたBrowserの不満点以外にも,ストレスを感じさせないさらなる改善が必要と考えています。

「PCを開くほどじゃないんだけど…」という時に,スマートフォンのウェブブラウザは,程よく便利です。良い実例とともにアピールできれば,一般ユーザにとってスマートフォンを選択する理由の一つに上がってくるのではないかと思います。

着実なステップで動き始めたAndroid

首を長くして待っているCupcakeのアップデートは,4月頃との噂,それに併せて新端末のリリースが準備されているようで,春から初夏にかけて話題性富んだニュースが多くなるかと思いますが,これからの中核となるAndroid Marketが確実にアップデートされて行くニュースを知ると,着実なステップで歩み始めて,我々の日本にもAndroidが近づいて来ていると感じています。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/