Googleケータイ,世に現る

第13回 Android 1.5から日本語環境を想像する

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ソフトキーボードの使い心地

苦い思いをした方も多いと思います。何かと言えば,タッチパネルでの文字入力のことです。この文字入力は,入力時のフィードバックが希有で,上手く入力できたのかわからないため,入力ミスをすることがありますが,Android 1.5では効果音とバイブレーションを使ってフィードバックする工夫がされています。

効果音として,画面上のキーを押したことを示す音が再生されます。バイブレーションは,画面上のキーを押した時に「ブルッ」と短い間バイブレーションが有効になりフィードバックを返します。効果音もバイブレーションも入力ソフトごとに実装しているようで,Wnnにも実装されているかはわかりませんが,有益な機能なので実装されていることを願います。

ソフトキーボードでの文字入力を行う際,液晶画面のサイズも重要なポイントです。HT-03Aの液晶画面はG1と同じ3.2型で,iPhoneの3.5型と比較すると小さいために,画面に表示されるソフトキーボードのサイズが小さく,間違って隣のキーを押すこともあり,慎重な操作を要求されます。先にで紹介した効果音やバイブレーションを使って,入力ミスを防ぐ工夫されていますが,液晶画面が小さいのは大きなデメリットです。ただ,テンキーを使った入力「いわゆるケータイ入力」がサポートされれば,入力ミスが軽減されるはずです。

漢字の間違いではなくデザインか…

第5回の「次期Android OS Cupcakeを試食する」で漢字の間違いを指摘しましたが,Simejiで該当漢字を入力してみると同じ漢字が表示されます。これは,私の指摘が間違っていたことになりますが,Android OS搭載の日本語フォントのデザインがイマイチなために起こっているとも言えます。

たとえば,今週の「今」や空気の「空」など,日本人には違和感を覚えるデザインの文字を多く見かけます。HT-03Aにも同じフォントが採用されているのかは不明です。より美しいデザインのフォントが採用されているのであれば,我々にとっては喜ばしいことですが,このままであれば再検討を願いたいところです。

フォントデザインが気になる文字たち。もう少し何とかならないものか…

フォントデザインが気になる文字たち。もう少し何とかならないものか…

高まる期待

間接的ですが,Android 1.5にアップデートしたG1を使いながら,HT-03Aの姿を想像してきました。フォントデザインが気になる以外は,日本語入力の枠組みも十分使えそうな仕上がりで端末登場の期待が高まります。実機を入手できたら絵文字等,日本独自の文化や環境にAndroidがどう対応しているのかを評価してご報告します。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/