Black Hat Briefings & Trainingは，世界トップクラスのセキュリティ専門家から直接講義＆実習が受けられ，最新セキュリティ情報の交換ができるセキュリティカンファレンスです。現在は米国をはじめヨーロッパ，そして日本で毎年開催されています。日本開催の『Black Hat Japan 2007 Briefings & Training』は10月23日～26日の日程で開かれます。

ブリーフィングス（Briefings）

開催期間中，2トラック同時進行で1つの基調講演と12の講義が予定されています。海外から世界トップクラスのセキュリティ専門家が来日し，セキュリティに関する最新の技術トレンドや，新たに発見された脆弱性と保護対策技術が発表されます。

詳細：http://www.blackhat.com/html/bh-japan-07/bh-jp-07-jp-index.html

トレーニング（Training）

10月23日と24日の2日間に並行開催される集中講義形式の講習です。以下のコースが用意されています

• 米国国家安全保障局（NSA）認定書が得られるコース
• 稼動中の企業のコンピュータを捜査するコース
• Windowsのマルウェア検出と分析，リバースエンジニアリングテクニックのコース
• 米国で非常に人気の高いCisco製品によるネットワークの攻撃と防御のコース
• Webアプリケーションの脆弱性とそのセキュリティについてのコース
• 攻撃者の思考，技能，テクニックをいま流行の「ブートキャンプ」形式で学習する実用的なコース
• バイナリ分析，リバースエンジニアリング，バグの調査結果分析するコース

コース詳細：http://www.e-ticket.net/blackhat/2007/reg_menu.html

また，日本のBlack Hat独自の試みとして，休憩時間にスピーカーと通訳付で直接話せるスピーカーブースを今年も用意する予定です。このブースは毎年非常に好評です。

開催概要

名称：

『Black Hat Japan 2007 Briefings & Training』

場所：

京王プラザホテル （⁠東京・新宿）

開催日：

ブリーフィングス:10月25日（木⁠）⁠～26日（金）

トレーニング:10月23日（火⁠）⁠，24日（水）

事前登録：

ブリーフィングス，トレーニングともに登録受付中

早期割引〆切は9月21日（金⁠）⁠，最終〆切は10月19日（金）

参加費（税込）：

ブリーフィングス:早期76,650円／通常88,200円／当日92,400円

トレーニング: 早期255,000～当日333,000円 （⁠※コースにより異なります）

主催：

Black Hat，財団法人インターネット協会

gihyo.jp，そして『Software Design』はBlack Hat Japan 2007 Briefings & Trainingを，メディアスポンサーとして応援します。

goihyo.jpの連載「ここが危ない！Web2.0のセキュリティ」で8月に開催された米国Black Hatのレポートが掲載されました。