第3回 戦略的Webマーケティングセミナー開催

Web視点からのコーポレートマーケティング
>―第3回戦略的Webマーケティングセミナーレポート(前編)

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セッション1
次世代CMS発表,意味ベースマーケティングで意思決定を支援!

意味ベースマーケティングで最適なコンテンツを提供する

オートノミー株式会社オートノミー・インターウォーブン
第二営業部 部長・鈴木望氏

オートノミー株式会社オートノミー・インターウォーブン 第二営業部 部長・鈴木望氏

基調講演に続くセッションは「次世代CMS発表,意味ベースマーケティングで意思決定を支援!」をテーマに,オートノミー株式会社オートノミー・インターウォーブン 第二営業部 部長・鈴木望氏からお話をいただきました。

CMSで使用するテンプレートは,単純に製作を効率化するツールではなく,ブランディングガイドラインをシステムに落とし込むものと説明し,⁠IRやCSRなどは100%テンプレート化し,キャンペーンなどクリエイティビティを前面に押し出す場合はテンプレート化しないなど,ニーズに応じて設定するものと考えています」と鈴木氏は語ります。

従来のマーケティングでは,現在の細分化された市場ニーズをとらえきれないという問題があるとの認識を示し,オンラインマーケティングは,⁠ソーシャルメディアへの対応⁠⁠,⁠多様化するデバイス⁠⁠,⁠システムの複雑化によるIT部門との折衝など⁠⁠,外部環境の激しい変化の中で降りかかる課題は多く,⁠担当者は多くの悩みを抱えている」と現状を説明します。

意味ベースマーケティングとは,⁠訪問者の意図を理解して最適なコンテンツを提供し,最終的なアウトプットとして企業側に結果をもたらすもの」と鈴木氏。今後のマーケティングは,ソーシャルメディアやTwitter,Facebook,YouTubeなどさまざまなメディアで顧客の動向を把握してターゲットを絞り込んでプロファイリングし,このプロファイルを元に市場をセグメント化して,顧客情報を構造化してWebサイトを最適化する「意味ベースマーケティング」が必要となってきていることを説明しました。

このような状況に対応するCMS製品が,オートノミー株式会社の「TeamSite⁠⁠,⁠LiveSite」⁠Optimost」最新版です。⁠Optimostは最適化を実現する『MVT』⁠多変量テスト)ソリューションであり,サイトを構成する要素の組み合わせを絞り込み,最終的に顧客にとってベストなクリエイティビティを選出することができる」と説明します。実際のサイトでテストをしたところ,目的のページへの誘導率が最大で44%も増えたそうです。このような最適化を実現していくと,自社サイト訪問する顧客をセグメント化でき,更なる最適化が図られます。

TeamSite最新版はオートノミーの検索技術を盛り込んでおり,外部のサイトの情報をクローリングして収集することができ,収集したデータを元に感情分析や口コミでのシェアがどのように推移しているかを視覚的に確認できるのも特徴のひとつです。テンプレートは,コンテンツとアプリケーションを分けることにより,コンテンツが部品化され,それぞれの担当者が本来の仕事に注力できるようになります。

また,LiveSite最新版は,コンテンツを持つ部分とコンテンツを配信提供する部分を分けたことにより,ソーシャルメディアなどの外部サイト対して自社コンテンツを一元化して提供することが可能になったと鈴木氏は説明します。

最後に,⁠従来のようにCMSを導入して効率化を図るだけでなく,Webサイトの最適化を行って,顧客のセグメントを発見していただけるよう、オンラインマーケティングのパートナーとしてお役に立てると強く感じている」と語り,セッションを締めくくりました。

著者プロフィール

岩渕茂(いわぶちしげる)

e-writing.jp所属テクニカルライター。家電製品のオンラインヘルプや各種マニュアルの執筆から,書籍,IT系情報サイトの執筆など幅広く活動する。映画制作者としての一面を持ち,主に脚本と監督を担当するなど多方面でも精力的に活動中。

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