第3回 戦略的Webマーケティングセミナー開催

Web視点からのコーポレートマーケティング
>―第3回戦略的Webマーケティングセミナーレポート(前編)

この記事を読むのに必要な時間:およそ 4 分

セッション3
レンタルサーバからクラウドへ~これらのWEB構築はCMSサービスで

システムの制約にとらわれないWeb構築

株式会社ディバータ代表取締役社長
加藤健太氏

株式会社ディバータ代表取締役社長 加藤健太氏

セッション3のタイトルは「レンタルサーバからクラウドへ~これらのWEB構築はCMSサービスで⁠⁠。Webの利用が当たり前になってきた今,Web構築するときに何を選択するかをテーマに株式会社ディバータ代表取締役社長の加藤健太氏にお話をいただきました。

加藤氏は現在のWeb製作にはCMSが必須と説明します。しかし,CMSを導入するには数百万円単位の高額な初期投資やシステムが開発になることなど,導入に対しての敷居が高いことに対して問題を提起します。

この答えとして,ディバータは月額525円からのCMSサービスホームペーじんを提供しました。ホームペーじんは,ディバータが従来から提供しているRCMSとほぼ同様の機能が提供されるとのことです。RCMSは国連機関や300万PV/月あるサイトなどで導入されており,実績があるサービスと同等の機能を非常に低価格で利用できるのが大きなメリットと加藤氏は説明します。

レンタルサーバや専用サーバの場合,サーバ運用にかかるコストは固定費でしたが,ホームペーじんは,クラウドを利用して提供するため,⁠コストが変動費になり,初期投資を回収するスキームを考える必要がない」と加藤氏。また,CMSのサービスを提供する中で一番コストがかかるのは,人的なサポートの部分と説明します。しかし,2サイト目以降はサポートがそれほどかからないとのこと。1サイト目はRCMSと同等の料金体系で提供して,2サイト目以降は人的コストが軽減されているという前提でハードウェアを提供できるので,低価格の料金体系が実現できたそうです。

他のCMSと大きく違う点として,当初からSaaSで提供するということを念頭に置いて開発がされているとのことです。マルチテナントという考え方で,ひとつのシステムの上に数千のサイトを構築できるのが大きな特徴で,その中でそれぞれのサイトがカスタマイズしたり特殊なデータを入れ込んだり,外部と連携することができるそうです。

「同じようなサイトを大量に構築する場合,毎回構築するのは面倒だと思います」と加藤氏。しかし,ホームペーじんにはサイトコピーという機能があるので,1回サイトを構築してしまえば,コピーするだけで楽に構築ができるそうです。テンプレートサイトを構築して簡単ホームページ作成サービスを提供するなど,この機能を用いて新たなビジネスチャンスをアプローチしてもらえればとのことです。

ホームペーじんとRCMSの違いにも触れ,ホームペーじんはサイトを量産していくことに向いており,RCMSは独自サイトを作り込むことに向いていると説明がありました。キャンペーンサイトや商品を紹介するページはホームペーじんで,コーポレートサイトはRCMSなどのように使い分けていただければと加藤氏は語りました。

最後に,⁠システムは再利用,自動化するものと考えている」と加藤氏。Webサイトの利用が一般的になり,グローバル化するにつれて,そのニーズは必須になってきています。ホームペーじんは,そのような流れの中で,誰もが必要とするインフラなどのサービスを限りなく自動化して再利用できるようにしたいと語り,セッションを締めくくりました。

当日のプレゼン資料はこちらからダウンロードできます。
セッション3の資料ダウンロード

(トークセッションに続く)

著者プロフィール

岩渕茂(いわぶちしげる)

e-writing.jp所属テクニカルライター。家電製品のオンラインヘルプや各種マニュアルの執筆から,書籍,IT系情報サイトの執筆など幅広く活動する。映画制作者としての一面を持ち,主に脚本と監督を担当するなど多方面でも精力的に活動中。

バックナンバー

第3回 戦略的Webマーケティングセミナー開催