ESEC 2007(第10回 組込みシステム開発技術展)Photoレポート

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車載システム

NECエレクトロニクス

画像認識用並列プロセッサ「IMAPCAR」デモ

画像認識用並列プロセッサ「IMAPCAR」デモ

「NECエレクトロニクス(株)」のブースでは,昨年のET2006(組込み総合技術展)にも出展されていた画像認識用並列プロセッサ「IMAPCAR」を使ったデモが行われていた。今回は,白線の間隔や「止まれ」の標識などを画像認識して走行していた。半年前と比較して進化した部分について,⁠まずクラッシュしなくなった。さらに破線の切れ目をカウントして,ある一定以上になるとブレーキをかけるなどしているのでペーシングがだいぶ安定している。また,究極は2台走らせて追い越しなどをさせてみたいと思っている」⁠第四システム事業本部 自動車システム事業部 伊賀直人氏)という。次回のイベント時も要チェックだ。

ヴィッツ

NC制御システム開発,車載組込み制御システム開発などを行う「(株)ヴィッツ」のブースでは,おなじみになったFlexRay搭載電動カートの展示していた。これは組込みプレス Vol.7の表紙を飾っている。昨年までの違いについては,⁠機能安全』という新しいキーワードが加わり,保護機能OSが実証段階になった」⁠開発第3部 部長 服部博行氏)ことだ。今後はこのカートが単なるFlexRayのby-Wireではなく,機能安全OSを開発するために車やOSに求められるのかを分析するものとして利用される。

POSIX準拠のリアルタイムOS

イーソル

ソフトウェアプラットフォーム「eCROS」など

ソフトウェアプラットフォーム「eCROS」など

組込みシステムの「ONE STOP SOLUTION」を提供する「イーソル(株)」では,5月8日に発表された「開発環境」⁠リアルタイムOS」⁠ミドルウェア」に加え「プロフェッショナルサービス」までを含むソフトウェアプラットフォームの「eCROS」が展示されていた。来場者がもっとも興味を引いた点はPOSIX準拠のリアルタイムOSの『eT-Kernel/POSIX』だったそうだ。⁠T-Kernelのコアを使ってPOSIXの機能を載せており,単なるラッパーではない。OSの内部も改造を入れているので,他のPOSIX準拠のOSと同等の機能と性能を実現している。API自体も8割サポートしており,残りの2割はほぼ使わないものやどうしてもT-Kernelとの整合性が合わないものをはずした」⁠エンベデッドプロダクツ事業部 マーケティング部 村上泰代氏)という。