レポート

mixiアプリカンファレンス2009開催:「これまでの5年間で最大の変革を迎えている」―笠原健治氏

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mixiアプリの技術仕様について

笠原氏,辻野氏の両名から,日本におけるmixiアプリへの期待とこれからという論点でプレゼンテーションが行われた後,今後は,技術的観点から見たmixiアプリについて,ミクシィ技術顧問の小山浩之氏から,実例とともにmixiアプリの技術的特徴が説明されました。

mixiのインフラを支えてきた一人,ミクシィ技術顧問小山氏

mixiのインフラを支えてきた一人,ミクシィ技術顧問小山氏

“友達の体験”がSocial Applicationを駆動する

まず,ユーザから見たmixiアプリの動作イメージについて,実際にユーザがログインした状態での操作と結果について触れた。これまでのmixiのUIを踏襲し,ユーザが迷わないようにインストールできる点など,利便性の確保を紹介しました。

そして,本質となるmixiアプリのコンセプトについて「⁠⁠友達の体験⁠がSocial Applicationを駆動する」と紹介しています。これは,これまでmixiが提供してきた日記やエコーなどのサービスと同じく,友達(マイミク)の動き,ソーシャルグラフの概念こそが,mixiのサービスの強みであり,また,ソーシャルアプリケーションとしての価値であるというもの。⁠mixiアプリも,この考え方を踏襲して,PCとモバイル両方に対応して開発が行えるので,ぜひたくさんの開発者の方にアプリケーションを開発してもらいたいです」と,Webアプリケーションエンジニア,プランナーへ訴えました。

さまざまなAPIの提供

前述のコメントの裏付けの1つとして,mixiアプリにはさまざまなAPIが提供されていることも紹介された。

  • Person & Friends API
  • Community API
  • Activities API
  • Persistence API
  • gadgets.io API

この他,現在も開発中のAPIがあり,すべてがOpenSocialにも準拠しているため,さまざまな利用シーンやニーズを満たすことができるものとして,mixiアプリの仕様として公開されています。こうした技術基盤と,数多くの開発者たちのアイデアから,すばらしいmixiアプリが開発となるのです。

モバイル向けmixiアプリの技術仕様公開

これまで何度も述べられてきた,モバイル向けmixiアプリ技術仕様「mixiアプリモバイル」についても触れられました。

PCとモバイルを同時展開しているのが,mixiアプリの強み

PCとモバイルを同時展開しているのが,mixiアプリの強み

日本という携帯電話上でのサービスが豊富な環境において,モバイルが担う役割は大きく,また,そのためのプラットフォームの提供は不可欠ということから,mixiアプリではPC/モバイル両環境のプラットフォームが用意されています。

なお,mixiアプリモバイルは,イベントの翌日2009年4月24日に発表されました。

ソーシャルアプリケーション「mixiアプリ」のこれから

全国大会vsマイミク大会

以上,個別のプレゼンテーションの後,最後はミクシィ mixi事業本部長 原田明典氏をモデレータとしたソーシャルアプリケーションプロバイダーの紹介およびビジネス支援プログラムに関しての説明が行われました。

mixiアプリプロバイダーのプレゼンテーションのナビゲーションを務めた,mixi事業本部長 原田明典氏

mixiアプリプロバイダーのプレゼンテーションのナビゲーションを務めた,mixi事業本部長 原田明典氏

原田氏は,従来のCGMやそれに準ずるコンテンツとmixiのコンテンツの違いについて,⁠全国大会vsマイミク大会」という表現を用いています。これは,従来のコンテンツがインターネット上すべての世界のうえで実現されているコンテンツであることに対して,mixiのコンテンツは,マイミクというソーシャルグラフの中で実現されるコンテンツであり,これこそがmixi,そしてmixiアプリの魅力かつ強みと述べました。

全国大会vsマイミク大会の概念

全国大会vsマイミク大会の概念

全国大会vsマイミク大会の概念