レポート

おいしいソースのつくり方開催―鎌倉でWebエンジニアのホットな交流が実現

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カヤックの取り組みについて語られたLT後半

歓談後,LT後半の部が始まりました。後半の3つはすべてカヤックのエンジニア・デザイナーが担当し,それぞれの取り組みについて話しました。

LT:Flashを自動生成して動くケータイペット「コンチ」/荒賀氏(カヤック)

カヤックトップバッターは,技術部CREATOR荒賀謙作氏。リリースしたばかりのケータイ珍感覚ペットコンチについて,コンセプトから技術的特徴について紹介しました。

インパクトのあるネーミング&キャラクターデザインで,会場の注目を集めた「コンチ」

インパクトのあるネーミング&キャラクターデザインで,会場の注目を集めた「コンチ」 インパクトのあるネーミング&キャラクターデザインで,会場の注目を集めた「コンチ」

LT:インタラクティブなショップコンテンツの作り方/村井考至氏(カヤック)

閃光部CREATOR村井氏は,⁠インタラクティブなショップコンテンツの作り方」と題して,WebカメラやWiiリモコンといったデバイスと,Processing,Flashの技術を組み合わせたサービスを紹介しました。

Wiiリモコンという身近なデバイスに,とても大きな可能性があるとコメントした村井氏

Wiiリモコンという身近なデバイスに,とても大きな可能性があるとコメントした村井氏

LT:カヤックとオープンソースプロジェクト/typester氏(カヤック)

LTの大トリは,typesterこと村瀬大輔氏が,カヤックでのオープンソースプロジェクトへの取り組みについて紹介しました。カヤックでは,基盤技術部分で積極的にオープンソースを採用しており,とくにWebアプリケーションに関してはPerlによる開発を行っています。現在も,村瀬氏が中心となりPerlフレームワークarkを開発するなど,OSSプロジェクトへの積極的なコミットを行っています。

「オープンソースプロダクトは個人のレジュメになる」⁠オープンソースを)会社が推奨する=社員のモチベーションアップ」など,OSSのメリットについて熱く語る村瀬氏。arkについては,今後gihyo.jpにて詳しく解説していただく予定です。お楽しみに!

「オープンソースプロダクトは個人のレジュメになる」「(オープンソースを)会社が推奨する=社員のモチベーションアップ」など,OSSのメリットについて熱く語る村瀬氏。arkについては,今後gihyo.jpにて詳しく解説していただく予定です。お楽しみに! 「オープンソースプロダクトは個人のレジュメになる」「(オープンソースを)会社が推奨する=社員のモチベーションアップ」など,OSSのメリットについて熱く語る村瀬氏。arkについては,今後gihyo.jpにて詳しく解説していただく予定です。お楽しみに!

カヤックAIR本,発売!

また,LT後にカヤックで執筆されたFlashで作るAIRアプリケーションレシピブックが紹介されました。同書は,AIRで何ができるかという視点ではなく,おもしろいものをどうやって創るかという視点から,AIRの解説をしているのが特徴です。

発売されたばかりのAIR本を紹介するカヤック瀬尾浩二郎氏

発売されたばかりのAIR本を紹介するカヤック瀬尾浩二郎氏

トークセッション:2人のCTOが熱く語るイマドキのサービスが生まれる思考と行動

イベントの最後は,カヤックCTO貝畑政徳氏,クックパッドCTO橋本健太氏をパネリストに,技術評論社クロスメディア事業部 馮がモデレータとして進行したトークセッションが行われました。

左からクックパッド 橋本氏,カヤック 貝畑氏,技術評論社 馮

左からクックパッド 橋本氏,カヤック 貝畑氏,技術評論社 馮

ファストリリース&慎重なリリース

カヤックは新しいサービスを迅速なスピードでリリースし続け,クックパッドは1つのサービスをじっくりしっかりと強化していくという,異なる特徴を持っています。この2つのサービスを生み出すCTOが,トークセッションのタイトルにもあるように「思考」「行動」というテーマで語りました。

トークの内容から,貝畑氏は「とにかくアイデアがひらめいたらまず実装する。そしてリリースした後のユーザのフィードバックをうけ改善していく」というスタンスに対して,橋本氏は「まず,リリース前に開発陣全員が理解するまで何度も何度も議論し,検討する。その結果,全員が同じ理解になったタイミングで開発・リリースをする」という本当に対極的なスタンスで開発しているというコメントがあったのが印象的でした。

また,以前,両社でプロジェクトを行ったときに,この感覚の差異から意見が分かれたというエピソードについて,貝畑氏から述べられました。

ユーザを意識し,プログラミングを楽しむ

ただ,両社は別方向に向かって開発を行っているわけではなく,お二方とも,なぜ開発をするのかを考えたときに,そこに楽しさがあったり,ユーザがいるからという,共通した考え方があったのが印象的でした。

まとめでは,橋本氏は「創ったものによってユーザの方に喜んでもらえることは,エンジニアでなければ得られない幸せである」というエンジニア冥利の核心をつくコメントをし,貝畑氏は「プログラミングをすることが楽しめること,そして自分で実現していく気持ち,それがエンジニアにとって最も大事な点」という,参加者にとって参考になるコメントで,トークセッションの幕が閉じました。

カヤック×クックパッド主催 技術者交流会 おいしいソースのつくり方
http://tech.kayac.com/archive/kayac-cookpad-engineers-event.html
http://techlife.cookpad.com/2009/04/02/