レポート

「Web CMS導入後2年を語る! 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社のWeb CMS活用事例」セミナーレポート

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セッション3 大規模Web CMS活用で必須のID管理

FatWire株式会社 営業部
ディレクター 佐藤高生氏

FatWire株式会社 営業部 ディレクター 佐藤高生氏

続いて登壇したのは,FatWire株式会社 営業部 ディレクターの佐藤高生氏。⁠大規模Web CMS活用に必須の社員ID管理・SSO連動」と題してプレゼンテーションを展開しました。

まず佐藤氏が説明したのは,シングルサインオンのメリットです。企業内にはさまざまなシステムがありますが,個別にユーザー管理を行っていると,入社や退職といった人事イベントが発生するたびにすべてのシステムで修正を行う必要があり,莫大な手間がかかってしまいます。

そこで現在,多くの企業で使われているのがID管理,あるいはディレクトリ管理と呼ばれるシステムで,ユーザー情報の集中管理が可能になります。ただ,ユーザー情報を一元化しても,システムごとにログイン作業を強いられるのはユーザーにとって不便でしょう。そこで1度認証に成功すれば,ユーザーIDやパスワードを入力せずにほかのシステムの利用を可能にする仕組みが登場しました。これがシングルサインオンというわけです。

FatWireのWeb CMSである「FatWire Content Server」においても,例えば,ヒューレット・パッカードの「HP IceWall SSO」と連携するための「SSO Plugin for HP IceWall」が提供されています。これを利用すれば,SSOサーバによって認証されていれば,ユーザーIDやパスワードを再度入力することなく,FatWire Content Serverにアクセスすることが可能になります。

ID管理システムに登録されている内容を利用し,ユーザーごとに表示する内容を変えることもできると佐藤氏は説明します。

「ID管理属性とFatWire Content Serverのロール(ユーザーの役割)を紐付ければ,ログイン後に表示される画面を部署や役職ごとに変えることが可能。たとえばメインとなるコンテンツがユーザーごとに違うといったことを実現できる(佐藤氏⁠⁠」

さらに外部からの閲覧者の認証も可能など,FatWire Content ServerとID管理システムの組み合わせにはさまざまな用途で活用することが可能と佐藤氏は話します。自社のWebサイトの一歩進んだ活用したいと考えているユーザーには,大いに参考になるのではないでしょうか。

セッション4 POCで豊富な実績を持つFatWire

FatWire株式会社
技術部 木村潤氏

FatWire株式会社 技術部 木村潤氏

最後に登壇したFatWire株式会社 技術部 木村潤氏は「エンタープライズWeb CMS購入に必須のPOC」と題し,POCの必要性を訴えました。

木村氏はPOCについて「⁠⁠汎用デモ』ではなく,プロジェクトのキーとなるテクノロジーの実証実験」と定義し,プロジェクトにおけるリスクを低減するために欧米では必ず行われると紹介します。具体的には十分なパフォーマンスを有しているか,他社Web CMSからコンテンツを移行できるかどうかのチェックが一般的にPOCとして行われているとのこと。そのほかFatWireとして,シングルサインオンを実現するHP IceWall SSO,あるいはレコメンドエンジンとの連携などについて,POCとして対応したと言います。

さらにHP IceWall SSOと連携したデモが実施されました。ユーザーはHP IceWall SSOを介してログインすれば,FatWire Content Serverのイントラネット向けの配信環境にアクセスできるというデモンストレーションです。この際,データベースに登録されている情報を見てページ内容を変更したり,シングルサインオンにより本来認証が必要なWebアプリケーションに改めてログインすることなく利用できたりする様子が紹介されました。

今回のデモンストレーションを見て感じたのは,シングルサインオンに対応していることで,あたかも同一のプラットフォーム上で動作しているシステムのようにシームレスな連携が可能になるということ。これによってユーザーの使い勝手が大幅に向上することを考えると,Web CMSを選定する際のポイントとしてID管理システムやシングルサインオンへの対応は重要だと言えるのではないでしょうか。

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