レポート

「第1回 MongoDB JP & CouchDB JP 合同勉強会 in Tokyo」活動報告

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@basukeさん「PostgresSQLからMongoDBへの移行 -アシストオン通販サイトでの実際-」

ここからはLTセッションになります。@basukeさんからは,構造がしっかりしていないといけないECサイトながら,オーナーの様々な要望に応えないといけないという状況の中でその双方の制約を叶えるのがMongoDB,というステキなイントロダクションの後,原宿の人気セレクトショップのECサイトアシストオン通販サイトを事例を紹介していただきました(発表資料はこちら⁠。

元々のサイト構成(PostgresSQL + PHP)から新しい構成(MongoDB + Lithium)への移行について,またLithiumでどうMongoDBからデータを取得するのか,その時にどういった所に注意する必要があるのか,など非常に具体的で非常に参考になるお話しばかりでした。非常に話し上手でわかりやすい,最後まで魅力的な発表でした。

@motokazuさん「センサーデータストアとしてのCouchDB ~そうだ,Couchに入れよう。~」

@motokazuさんからは,CouchAppを使ってとにかくあらゆるデータをCouchDBに入れて行こうというお話しでした(発表資料はこちら⁠。

なんとそのデータの対象が家の中のセンサーデータという斬新な題材であったので,会場は大いに盛り上がりました。⁠Arduino + ethernet shield + センサー」をCouchDBでモニタリングすれば数千円でオール電化が実現しますとのこと(笑⁠⁠。SDカードにCouchDBを入れて,ACアダプタサイズのサーバに挿入すれば簡単にホームサーバーのできあがり。構築なんて必要無い,Relax。CouchDBの良さを活かした面白いプレゼンでした。sensmonは商標登録した方がいいですね。

@madapajaさん「MongoDBと位置情報 ~地理空間インデックスの紹介~」

@madapajaさんからはMongoDBの特徴的な機能でありながら実はあまり知られていない(かもしれない)地理空間インデックスについて,具体的かつ丁寧にお話ししていただけました(発表資料はこちら⁠。

2次元の地理空間情報インデックスを作成して検索が行える機能がver.1.3.3以上で導入されました。地理情報インデックスの作成の仕方から$near,$maxDistanceなどのクエリ使った検索の仕方について,具体例とともに紹介していただきました。しかし「地球は丸かった」⁠笑)ということで平面上での近傍検索しか行えない先ほどのクエリに対して,$Sphere という球体情報を考慮した画期的なクエリ(ver.1.7)の存在についてお話いただきました。

@mkouheiさん「CouchDB on Androidでスタンドアローンアプリ。」

@mkouheiさんからは最後の締めを飾るにふさわしく,まさに漢の家計簿管理方法「CouchDBとJQueryとCouchAppを用いた家計簿管理アプリ」についてデモともにわかりやすくご紹介いただきました(発表資料はこちら⁠。

ポイントはJavaScriptのみで書かれたスタンドアローンアプリであることで,それだけで簡単に実務に役立つアプリが作れてしまうということです。CouchDBの面白いところですね。最後にCouchDBをjquery-mobileで使用する際の注意点などをお話ししていただきました。CouchDBとモバイル端末との連携はアツいですね,今後の発展に期待しています。

最後に

懇親会(ピザ・ビール)でもたくさんが残って参加していただき,盛大に盛り上がりました。その際,多くの方々にMongoDB・CouchDBを今後使っていきたいと声をかけられたことは非常に嬉しかったです。MongoDB JPもCouchDB JPも2011年はさらに活動を活発化させていく予定ですので今後ともどうぞよろしくお願いします。

著者プロフィール

井上敬浩(いのうえたかひろ)

MongoDB JP主催者。MongoDB日本語ドキュメント訳もしています。現在はアルバイトとして芸者東京エンターテインメントGTEでソーシャルアプリのログ解析を1人で担当しています。Hadoop,MongoDB,GraphDB(Neo4j)を使用して,大規模かつ複雑なソーシャルデータの解析を行っています。解析技術においては業界一を本気で目指しています。

Twitter:@doryokujin