Windows Azure通信2014

2014年2月第4週Oracleソフトウェア込み仮想マシン正式公開、Windows Azureサービスのアイコンセット公開

Windows Azure仮想マシンのOracleソフトウェア込みイメージが2014年3月より正式公開(2/12)

Windows Azure仮想マシンのギャラリーで公開されているOracleを搭載したイメージはこれまでプレビューとなっていましたが、いよいよ3/12より正式公開となります。

現在(=プレビュー期間中⁠⁠、Windows Azure仮想マシンのギャラリーから利用できるOralceソフトウェア搭載イメージでは、OSはWindows Server 2012 / 2008R2 / Oracle Linux 6.4となり、JDKのみ / Oracle Database / WebLogic Server / Oracle データベース+WebLogic Serverをインストールしたイメージが用意されています。この中でOSがLinuxイメージのもののみが「BYOL(bring your own license:ライセンス持ち込み)Oracle VM⁠⁠ として昨年(2013年9月23日)より正式提供されていました。

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なお、Windows Azure 仮想マシン上でご利用いただく場合の Oracle ソフトウェア料金(時間制、従量課金) が公開されており、仮想マシン部分(OS込)の料金+このOracle ソフトウェア料金でお使いいただけるようになります。取得済みのライセンスを Windows Azure でご利用いただける ライセンスモビリティ は Oracle ソフトウェアでも適用されます。

Windows Azureサービスのアイコンセットを公開(2/20)

Windows Azure の各種サービスを示すシンボル&アイコンの図一式が公開され、ダウンロードしてユーザが利用できるようになりました。

windowsazure.comやWindows Azure管理ポータルの他、Windows Azureのサービスを視覚的に表したインフォグラフィックス(infographics)などで利用されているものと同じです。

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Visio / Visioステンシル、PNG(とPNGをPowerPointに張ったもの)が用意されており、システム構成図を描くときなどにご利用いただけます。利用ガイドではクラウド(Windows Azure / Office 365)やオンプレミス(社内設置)を表現するためのカラーリングなどについても言及しており、Windows Azureのサービスはもちろん、関連するアプリケーションやツールなどをハイブリッドクラウド環境で利用するイメージを可視化しやすいように考慮されています。

Windows Azure のサービス概要

Windows Azureモバイルサービス

近年、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスが普及し、多様化したデバイスに対応したサービスの開発も合わせて増加しています。そのような中でモバイルデバイス向けアプリケーションの構築に特化して、デバイス側のアプリケーションと連携するバックエンドサーバ機能を提供するBaaS(Backend as a Service)が台頭しており、Windows Azureモバイルサービスという名称でWindows Azure のプラットフォームでBaaS機能が提供されています。

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Windows Azureモバイルサービスの場合、データストアやプッシュ通信、ユーザ認証/管理といった、バックエンド側で必要となる機能があらかじめ用意されており、モバイル向けサービスの構築にかかる開発コストを(もちろん時間も含めて)削減できます。

Windows Azureモバイルサービスでは、Windows Azure SQLデータベース(Windows Azureで提供しているSQL Server互換のRDB)をデータベースとして利用し、データベースとの接続やテーブル作成、スクリプトなどのデータストアの基礎部分は構築済みの状態で提供されます。

また、デバイス側にインストールするアプリケーションのテンプレートも合わせて用意されており、Windows ストアアプリ / Windows Phoneはもちろん、iOS / Andorid、HTML/JavaScriptのマルチデバイス向けWebページが利用できます。これらはVisual StudioやXCode、Xamarinのプロジェクトファイルとして構成されており、ダウンロードしてすぐに実装を始めることができます。

モバイルデバイスへのプッシュ通信はWindows Push Notification Service(WNS⁠⁠ / Apple Push Notification Service(APNS)/ Google Cloud Messaging Service(GCM)に対応しており、数行コードを追加することで簡単に組み込みが可能です。ユーザ認証はWindows アカウント、Google ID、Facebook アカウント、Twitter アカウントに対応しています。

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