FreeBSD Daily Topics

2007年6月20日 7.0 vs 6.2ベンチマーク,7系スケーラビリティを確保,IPXIPオプションの削除,Unsupported plugins for Berylの追加,OpenOffice.org 2.2.1へ更新

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benchmark

BIND 9.4.1パフォーマンス

Kris Kennaway氏からDNSPerf/ResPerf(dns/dnsperf)を使ったBIND 9.4.1再帰クエリのベンチマーク試験結果が公開されました。同試験は8コアのOpteronマシンでFreeBSD 6.2/7.0の双方を使って実施されました。7.0では拡張SMPスケジューラであるSCHED_SMPを使っています。SCHED_SMPはシステムにはコミットされていないスケジューラですが,特性はULEスケジューラと似たものです。6.2では4BSDスケジューラが使われました。ベンチマーク結果のグラフから,7.0系が6.2よりも優れたスケーラビリティを実現していることが示されています。7-CURRENTに適用された各種改善が有効に機能しているようです。

src

IPXIPオプションの削除

FreeBSD 7.0-RELEASEへ向けてGiant lockなしでは安全に動作しないネットワークコンポーネントの削除が進められています。またIPネットワーク網を経由してIPXネットワークと通信するためのオプションIPXIPも削除されました。

ports

x11-wm/beryl-plugins-unsupported

Berylで利用するプラグインのうち,デフォルトではサポートされていないプラグインがUnsupported plugins for Beryl(x11-wm/beryl-plugins-unsupported)としてPorts Collectionへ追加されました。同プラグインをインストールするとMetisseで実現されているような仮想ウィンドウ機能や,ルートウィンドウを表示させる機能,雪を降らせる効果などを動作させることができます。

editors/openoffice.org-2

OpenOffice.org 2系のportが2.2.1へアップグレードされました。そのままアップグレードすると日本語版でビルドしたものも英語版へのビルドへ置き換わってしまいます。常に日本語版をビルドするなら/etc/make.confに次のような設定をいれておきます。同設定ではシステムのfreetypeライブラリを使う指定も追加しています。Ports Collectionを最新版にして使うような場合は同オプションも有効にしておいた方がフォント表示機能をフルに活用できます。

プロンプト.1 /etc/make.conf に追加する設定 - OpenOffice.orgをビルドする場合に指定したオプションを常に有効にし日本語版をビルドする

.if ${.CURDIR:M/usr/ports/editors/openoffice.org*} != ""
LOCALIZED_LANG= ja
WITH_SYSTEM_FREETYPE= yes
.endif

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