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2007年8月19日 coretempカーネルモジュール,thr_kill2システムコール追加(要議論か),Ghostscript GPL 8.60,Tomoe0.6.0,JasperReports 2.0,JDK16 CURRENTビルド対応,Ddrescue追加

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src

sys/dev/coretemp

current - Intel Coreおよびそれ以降のCPU(Core 2およびCore/Core 2ベースのXeonsも含む)のダイに設置されているディジタル温度センサーに対するドライバが追加されたわけですが,同機能はcoretempカーネルモジュールにまとまっているため次のようにして利用できます。

 coretempカーネルモジュールを読み込んでコアの温度を表示

# kldload coretemp 
# dmesg| grep core
coretemp0:  on cpu0
coretemp1:  on cpu1
# sysctl -a | grep temperature
dev.cpu.0.temperature: 48
dev.cpu.1.temperature: 46
# 
sys/kern/kern_thr.c
sys/kern/syscalls.master
sys/sys/thr.h
sys/compat/freebsd32/syscalls.master

current - 他のプロセスで動作しているスレッドに対してシグナルを送信するためのシステムコール「thr_kill2」が追加されました。compat32にも同シグナルが追加されています。ただし同システムコールについては追加の可否を含めて今後議論する可能性があります。

ports

print/ghostscript-gpl

Ghostscript GPLのportが8.60へ更新されました。gs-espによってコントリビュートされていたドライバは今回の更新でマージされています。ただ,改善されたCJKVフォントハンドリング機能はまだマージされていません。しかし日本語を使っている場合,古いプリンタドライバが必要といった特定の理由を除いて最新のGhostscript GPL 8.60で問題なく事足ります。

japanese/tomoe
japanese/scim-tomoe
japanese/libtomoe-gtk
japanese/uim-tomoe-gtk

手書きオンライン文字認識エンジンであるTomoeおよびそれに関係するportが0.6.0へと更新されました。

java/jdk16

JDK16が7-CURRENTではビルドできない問題が修正されました。またamd64アーキテクチャにおけるブラウザプラグインが追加されています。ただしamd64でのプラグインは依然として実験的位置づけにあるためデフォルトではOFFに設定されています。

databases/jasperreports

Javaで開発されたレポーティングライブラリJasperReportsのportが2.0.0へ更新されました。Ports CollectionではiReport(devel/ireport)が同ライブラリを使うアプリケーションです。

sysutils/ddrescue

データリカバリツールであるGNU DdrescueがPorts Collectionへ追加されました。Ddrescueを使うとファイルやブロックデバイスからデータをコピーし,リードエラーが発生したデータなどのレスキューに活用できます。

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