FreeBSD Daily Topics

2007年11月15日mdconfig(8)のマニュアルにCDイメージのマウント例を追加、pkg_add(1)に-iを追加、killall(8)を改善、ata(4)実装をRELENG_6へMFC

src

src/sbin/mdconfig/mdconfig.8

current - mdconfig(8)のマニュアルにISO9660 CDイメージファイルをマウントする例が追加されました。最初は「mdconfig -a -t vnode -u 10 -f cdimage.iso; mount_cd9660 /dev/md10 /mnt」といったサンプルでしたが、いくつかの議論のあとで「mount -t cd9660 /dev/`mdconfig -a -t vnode -f cdimage.iso` /mnt」といったサンプルへ変更されました。後者の方法はデバイスファイルに指定される番号を自動的に取得するため、そのままコピー&ペーストして活用できます。

pkg_add(1)

current - パッケージをインストールするコマンドpkg_add(1)に、依存するパッケージの取得やインストールをおこなわないように抑制する-iオプションが追加されました。

src/usr.bin/killall/killall.c
usr.bin/killall/killall.1

current - オプションや引数をパースする段階におけるバグが修正されました。また修正に応じてオンラインマニュアルも変更されています。とくに-cはiuや-tとともに指定して使うことはできません。また2つの終了ステータスはPerl→C変換を実施したあとには使えません。

sys/dev/ata ata-all.c
ata-all.h ata-chipset.c
ata-pci.c
ata-pci.h
atapi-cd.c
atapi-cd.h

RELENG_6 - 8-CURRENTにおける最新のata(4)実装がRELENG_6へMFCされました。ただし例外割り込みフィルタリング、CAM MPSAFE、BIO_FLUSH、alphaサポートなどの機能はRELENG_6にはフィットしないため削除されています。これでRELENG_6においてサポートされているATAデバイスセットは8-CURRENTやRELENG_7と同じになりました。

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