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2008年5月29日 bsdcpio(1)コミット,BSDライセンスgrep(1) sort(1) diff(1)更新,Gnome更新,X.OrgサーバDTrace無効化,ja-latex-japaneseからja-platex-japaneseへ

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heads-up

bsdcpio(1)

current - Tim Kientzle氏は2008年5月26日(米国時間),FreeBSD CURRENT MLにおいて,新しいbsdcpio実装のコミットを完了させたことを報告しています。6ヵ月にわたる開発の結果であり,広く利用できる段階にきたとされています。従来のGNU cpioの実体は/usr/bin/gcpioに,新しいbsdcpioの実体は/usr/bin/bsdcpioです。/usr/bin/cpioはこのどちらかのバイナリへのシンボリックリンクになります。

bsdcpioは7系にもマージされる予定ですが,デフォルトのリンクはgcpioへ張られます。CURRENTでは数週間後にbsdcpioがデフォルトに変更されます。8系では両方の実装が残されますが,9系ではGNU cpioは削除されbsdcpioのみがシステムに残されることになります。その場合でもGNU cpioはPorts Collectionに用意されているので使いつづけることもできます。

grep(1)
sort(1)
diff(1)

OpenBSDで開発されたBSDライセンス版のgrep(1) sort(1) diff(1)コマンドをFreeBSDに移植し,さらに機能の追加実装を行っているGabor Kovesdan氏がFreeBSD hackers MLに作業状況を報告しました。grep(1)では--label,--null,--devices,--with-filename,--versionを実装,sort(1)では--buffer-size,--versionの実装とロングコマンドラインオプションのサポート,diff(1)では--versionの実装が追加されたと報告されています。同コマンドはPorts Collectionにtextproc/bsddiff,textproc/bsdgrep,textproc/bsdsortとして用意されています。

ports

Gnome

Gnome関連のコンポーネントが2.22.2系へアップグレードされました。また関連するライブラリやコンポーネントも更新されています。

x11-servers/xorg-server

X.OrgサーバのDTraceサポートが無効に変更されました。ユーザランドトレースがまだサポートされていないためです。

japanese/platex-japanese

japanese/latex-japaneseのportはjapanese/platex-japaneseへと名称が変更されました。これはlatex-というプレフィックスよりもplatex-のほうが適切だと判断されたためとされています。これまで japanese/latex-japaneseを使ってきた場合,今後はjapanese/platex-japaneseを使うようにしてください。

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