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2008年6月27日 Firefox 3.0状況 - アドバンストユーザは先行して試験を,GCCスタックプロテクション機能統合

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heads-up

Firefox 3.0 Status

Firefox 3.0がリリースされた翌日の2008年6月18日(協定世界時),freebsd-gnome mlにおいてCALL FOR TEST: Updates to pixmap, cairo, poppler, and firefox 3.0!のタイトルのもとFirefox 3.0およびそれに関係するportのアップグレード試験を実施してほしいとするメールが発表されました。

Firefox 3.0はPixmanライブラリ(x11/pixman)の0.10.0へのアップグレード,Cairo(graphics/cairo)の1.6.4へのアップグレード,Poppler(graphics/poppler)の0.8.3へのアップグレードを必要とします。これらのアップグレードを実施するにあたっては,同ライブラリに依存するすべてのアプリケーションを新しいバージョンへ対応させる必要があります。

Firefox 3.0および関連portのアップグレードが実施されたPorts Collectionへのアップデートはmarcusmerge(1)を使って実施できます。marcusmerge(1)のマニュアルはこちら

たとえば次のようにしてPorts CollectionをFirefox 3.0対応にアップグレードし,Firefoxや関連portsを最新の状態に更新できます。Ports Collectionをもとに戻したい場合にはmarcusmerge -Uと実行します。余力がある開発者やアドバンストユーザはアップグレードを実施し,問題があればfreebsd-gnome mlへ報告してください。

Firefox 3.0対応Ports Collectionへのアップデートとアプリケーションの更新

# marcusmerge -m ports-stable
# portupgrade -a

すでにFirefox 3.0を使っているユーザもいるようです。リリースはあとどれだけ動作報告が実施されるかによって変わることになりそうです。Firefox 3.0のportの登場が待てないユーザも同portを試してみるといいでしょう。

GCC Stack Protection

current - ユーザランドに対するGCCスタックプロテクション(Propolice)機能が,ブートストラップ(sys/boot)やプロセスブートストラップ(rtld,csu)など特定のコードを除いて使えるようになりました。

現状では最大限に試験を実施するためにオプトアウトに設定されています。無効にする場合にはWITHOUT_SSPを指定します(WITHOUT_SSPは以前はGNU libsspを無効にするノブとして使われていました)。意見によってはstableブランチへもGCCスタックプロテクション機能がマージされる可能性があります。今のところia64に対しては同オプションは無効に設定されています。

またGCCスタックプロテクション(Propolice)機能はカーネルに対しても有効になりました。ただしカーネルを-fstack-protector-all指定付きでコンパイルしてないのであれば,同機能は有効になりません。

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