heads-up
- FreeBSD 8.
0-RELEASE Schedule FreeBSD 8.
0-RELEASEへ向けたスケジュールが8. 0TODO - FreeBSD Wiki において公開されました。今後細かい調整が行われると見られますが、大枠として2009年の8月末リリースを目指して作業が取り組まれます。 表 FreeBSD 8. 0リリーススケジュール フェーズ 日程 コードスラッシュ 2009年6月1日 コードフリーズ 2009年6月25日 BETA1 2009年6月29日 BETA2 2009年7月6日 BETA3 2009年7月13日 RC1 2009年7月27日 RC2 2009年8月17日 RELEASE 2009年8月31日 8.
0-RELEASEは、 現在開発が進めらられているHEADブランチからのリリースとなり、 7系にはマージされていない数々の新機能や改善が盛り込まれています。変更が多いこともあり、 リリースエンジニアリング期間は7. 2よりも長めに設定されています。また、 解決すべき問題もあり、 スケジュールどおりには進まない可能性もあります。 FreeBSD 8.
0は7. 0の登場と同様、 インパクトの強いリリースになると見られます。現在HEADブランチに取り込まれている新機能に興味がある場合には8. 0の登場に注目しておいてください。 - VirtualBox for FreeBSD
Sun MicrosystemsのエンジニアであるAlexander Eichner氏がvbox-dev mlにおいて、
VirtualBoxがFreeBSDで動作するようになったと伝えています。 現在のところソフトウェア仮想化機能、
VirtualBox QT4フロントエンド、 OSSを経由したサウンド機能、 NATネットワーク機能が動作していると説明されています。まだ実装されていない機能としてはネットワークのブリッジモードとホストオンリーモード、 USB、 インストーラ、 OpenGLサポート、 ACPI機能、 ホストCD/ DVDドライバアクセス、 ホストシリアルサポートなどが挙げられています。 今のところカーネルドライバをアンロードするとパニックが発生するとともに、
H/ Wの機能を使った仮想化は不安定であること、 VBoxSVCはマニュアルで起動する必要があること、 procfsをマウントしておく必要があることなとが注意事項として紹介されています。 Sun Microsystemsは、
FreeBSDをVirtualBoxの正式サポートOSとは認定しておらず、 この作業はAlexander Eichner氏らが空き時間に作業して完成させたもののようです。Sun MicrosystemsはOracleに買収されることが発表されており、 今後VirtualBoxがどういった扱いになっていくのか不透明ですが、 FreeBSD Ports Collectionに加わることになれば、 QEMUとともに重要な仮想化ソフトウェアの導入が簡単に行えるようになります。