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2009年11月27日Google Chromeのオープンソース版Chromium、FreeBSDで動作

heads-up

Chromium for FreeBSD

current - Chromium for FreeBSDにおいてFreeBSD向けにビルドされたChromiumのバイナリが公開されました。FreeBSD 7.2でビルドされたバイナリで、amd64版およびi386版が提供されています。FreeBSD 8.0での動作も報告されている他、FreeBSD 9-CURRENTでの動作も確認できています。

図1 Chromium 4.0.254.0 (0) on FreeBSD 9-CURRENT 実行例
図1 Chromium 4.0.254.0 (0) on FreeBSD 9-CURRENT 実行例
図2 Chromium 4.0.254.0 (0) on FreeBSD 9-CURRENT 実行例
図2 Chromium 4.0.254.0 (0) on FreeBSD 9-CURRENT 実行例

Chromium for FreeBSDの説明によると、このバイナリパッケージを実行するにはsecurity/nss、x11-toolkits/gtk20、devel/gconf2、devel/libexecinfoをインストールしておく必要があるほか、プロセスファイルシステムを/procにマウントしてある必要があります。 Chromium for FreeBSDには実施にソースコードからビルドする方法も紹介されています。

ChromiumはGoogle Chromeのオープンソースソフトウェア版です。もともとWindows向けに開発されていたため、現在Mac OS XとLinuxへの移植が進められています。この移植段階にあるChromiumをFreeBSD向けに移植したものが同バイナリです。

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