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2010年1月7日 OpenJDK7 Ports Collectionに登場,VirtualBox 3.1.2 portのテスター募集

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ports

OpenJDK 7

OpenJDK 7のport(java/openjdk7)が新しくPorts Collectionに追加されました。ビルドするにはほかのJDKが必要です。Makefileではインストールされているものから順に次のJDKを使うように指定があります。

  1. OpenJDK 7 (java/openjdk7)
  2. OpenJDK 6 (java/openjdk6)
  3. Sun JDK 1.6.0 (java/jdk16)
  4. Diablo JDK 1.6.0 (java/diablo-jdk16)

一度OpenJDK 7をインストールしてしまえば,次回のビルドからはインストールされているOpenJDK 7を使ってOpenJDK 7のビルドが実施されるようになります。

% ls /usr/local/openjdk7/
ASSEMBLY_EXCEPTION THIRD_PARTY_README demo               jre                man                src.zip
LICENSE            bin                include            lib                sample
% /usr/local/openjdk7/bin/java -version
openjdk version "1.7.0"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.7.0-root_2010_01_05_09_30-b00)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 17.0-b05, mixed mode)
% 
VirtualBox 3.1.2

VirtualBox 3.1.2のportを試してほしいという要望がFreeBSD Vbox Teamから発表されています。

VirtualBox 3.1.2のportは,VirtualBoxの対応バージョンが3.1.2にバージョンアップされている以外にも,FreeBSD portとしていくつかの変更が実施されています。まず,VirtualBox 3.0.51r22902では1つのportで提供されていますが,VirtualBox 3.1.2では2つのportに分解されています。VirtualBoxはカーネルモジュールで機能を実現しているため,カーネルを再構築した場合にはVirtualBoxも再構築する必要があります。VirtualBoxをすべて再構築するのは時間がかかるため,portをVirtualBoxのカーネルモジュール部分とそれ以外に分離することで,ビルドの負荷を下げる狙いがあります。

また,VirtualBox 3.1.2では新しくFreeBSDゲストOS向けのカーネルモジュールのportが用意されています。これを利用するとWindowsゲストOSやLinuxゲストOSにVirtualBoxゲストドライバをインストールしたのと同じようにシステムクリップボードの共有やディスプレイの柔軟な変更が可能になります。試験段階で執筆現在ではまだPorts Collectionには追加されていませんが,最終的には次のように変更されることになると見られます。

現在の構成
  • emulators/virtualbox - VirtualBox 3.0.51r22902とカーネルモジュール
アップデート後の構成
  • emulators/virtualbox-ose - VirtualBox 3.1.2
  • emulators/virtualbox-ose-kmod - VirtualBox 3.1.2カーネルモジュール (vboxdrv.ko,vboxnetadp.ko,vboxnetflt.ko)
  • emulators/virtualbox-ose-additions - FreeBSDゲストOS用ドライバ (vboxvideo_drv.so,vboxmouse_drv.so,vboxguest.ko - 3.1.2はロードできなかったためこれには3.1.51r25618-OSEが使われている)

virtualbox-ose-kmodとvirtualbox-ose-additionsには新しくrc.dスクリプトが追加されるため,これまで/booot/loader.confなどに記載していた設定は削除し,かわりに/etc/rc.confなどに「vboxnet_enable="YES"」の設定を追加すればよくなります。なおブリッジネットワーキングの機能を使わない場合は,この設定をせずに/boot/loader.confなどに「vboxdrv_load=⁠YES”」のみ書いておけば動作します。virtualbox-ose-additionsの場合は/etc/rc.confなどに「vboxguest_enable=⁠YES”」を書くことになります。

FreeBSDゲストでXのサイズ変更やシームレスなマウスの利用を実現するには,ドライバにvboxvideo_drv.soおよびvboxmouse_drv.soを利用します。設定方法はCall for tester: VirtualBox 3.1.2 for FreeBSD #take 2に記載されています。

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