FreeBSD Daily Topics

2010年11月11日 SNMPデーモンFreeBSD bsnmpd(1)機能拡張

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

2010Q3 FreeBSD Status Reportが公開されました。報告されている中から興味深い話題を紹介します。

BSNMP Enhancements

FreeBSD Foundationの支援のもとで実施されたFreeBSD bsnmpd(1)組み込みSNMPデーモン機能拡張の取り組みが報告されています。報告されている開発内容は次のとおりです。

  1. bsnmpd(1)用ワイヤレスネットワーキングモジュールsnmp_wlan(3)の開発。このモジュールを使うことでwlan(4)インターフェースにおけるモニタリングや設定などが可能になります。すでにマージが実施されFreeBSD 9-CURRENTベースシステムに統合されています。

  2. bsnmplib(3),bsnmpd(1),bsnmptools(via ports)におけるSNMPv3認証機能と暗号化機能のサポート追加。メッセージダイジェストや暗号計算にはOpenSSL crypto(3)で実装されているアルゴリズムが利用されます。今のところデフォルトではbsnmpd(1)はcrypto(3)ライブラリを利用するようにはなっていないため,認証されていないプレーンテキストでのSNMPv3 PDUのみが処理されます。

  3. SNMPv3ユーザパラメータを調整するためのsnmp_usm(3)モジュールの開発。RFC 3414に規定された機能を実現するための開発です。

  4. ビューベースアクセス制御の設定を実施するためのsnmp_vacm(3)モジュールの開発。RFC 3415にて規定されています。

報告によると主要な開発はほとんど完了しており,今後の作業はドキュメントの更新,コードのクリーンナップとレビュー,より多くのユーザテストの実施となっています。

コメント

コメントの記入