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2012年4月20日 FreeBSD 8.3-RELEASE登場

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release

FreeBSD 8.3-RELEASE has been released

FreeBSD 8系の最新版となるFreeBSD 8.3-RELEASEが公開されました。FreeBSD 8.3-RELEASEは特に安定性を求める8系または7系ユーザに推奨できるバージョンです。現在使用しているFreeBSD 7系または8系がある場合には8.3-RELEASEへの移行が推奨されます。セキュリティサポートはエクステンデッド対象として2年間提供されます。

FreeBSD 8.3-RELEASEはamd64,i386,pc98,sparc64のアーキテクチャ版が提供されています。pc98版は8系が最後のサポートバージョンになる見通しです。8.3-RELEASEにおける特に注目される機能変更は次のとおりです。

  • ZFSサブサブシステムを28へバージョンアップ
  • usb(4)に対するUSBパケットフィルタ機能の追加
  • TCP/IPスタックに動的変更可能な輻輳制御フレームワークを導入
  • GEOM RAID(graid(8))へBIOSベースの各種ソフトウェアRAIDコントローラ機能を追加(ataraid(4)の代替機能)
  • GNOME 2.32.1およびKDE 4.7.4をサポート

新しくFreeBSDを導入する場合にあえてFreeBSD 8.3-RELEASEを採用する積極的な理由はなく,その場合にはFreeBSD 9.0-RELEASEの方が適切ではないかと思われます。既存のFreeBSDをアップグレードする目的であれば8.3-RELEASEへの移行が1つの選択肢と言えます。

新機能の導入による不確定要素を嫌って.0系リリースを避ける採用方法を取っているのであれば,8.3-RELEASEがいまのところ採用が推奨されるバージョンと言えます。

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