FreeBSD Daily Topics

2013年2月27日 FreeNASとNAS4Freeの比較

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FreeNAS vs NAS4free

FreeBSDコミッタのひとりであるIvan Voras氏のブログに興味深い記事が掲載されました。FreeNAS vs NAS4freeというタイトルのもとで公開された記事で,2つのFreeBSDベースのNASソリューションについて,使ってみた感想を比較してまとめたものになっています。

現在リリースされているFreeNAS 8系は,以前のFreeNAS 7系をベースに,iXsystemsの支援のもとで大幅に書き変えた新バージョンシリーズです。NAS4Freeも同じくFreeNAS 7系をベースに独自の開発を進めたもので,FreeNAS 8とNAS4Freeは同じFreeNAS 7系を源流においたNASソリューションということになります。

詳しい内容はFreeNAS vs NAS4freeをご覧いただきたいのですが,比較内容をここに簡単にまとめておきます。

FreeNAS
  • FreeBSD 8.3ベース
  • インストールがわかりやすく簡単
  • UIは簡素で扱いやすい
  • とくにデフォルトで提供されているモニタリングツールが優れている
NAS4Free
  • FreeBSD 9.1ベース
  • インストール時に組み込みモードでインストールするかフルバージョンでインストールするかの選択を求められるが,これはちょっとわかりにくい
  • UIは直感的で扱いやすい

Ivan Voras氏の記載している内容によれば,最新のNICやRAIDなどを使っている場合には9系のカーネルを採用しているNAS4Freeが,ハードが問題なく動作するなら安定性を優先してFreeNASを選ぶというのが,ひとつの指針というこになりそうです。FreeNASとNAS4Freeが提供する機能はどちらもよく似ているということで,ケースバイケースで採用を検討するものだといえそうです。

とくに最新のハードウェアでNASソリューションを構築しようとした場合,FreeBSD 8.3をベースに採用しているFreeNASはそのままではオンボードのNICなどを認識しないことがあります。そういったケースではNAS4Freeが優れた選択肢ということになります。

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