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2014年1月31日 PC-BSD 10.0-RELEASE登場,MATEをサポート

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PC-BSD 10.0-RELEASE is Now Available

FreeBSD 10.0-RELEASEをベースに採用したPC-BSDの次世代メジャーアップグレードバージョン「PC-BSD 10.0-RELEASE」公開されました。x64版(amd64版)のインストールイメージが提供されています。インストールイメージファイルはISOイメージとしてもUSBメモリ向けのディスクイメージとしても使えるようになっています。

PC-BSD 10.0-RELEASEの特徴はいくつかありますが,ユーザ視点からするとMATEのサポートが追加された点が注目されます。まだサポート対象外となっていますがGNOME3とCinnamonも追加されています。Mateは2013年11月後半にPorts Collection(x11/mate)へ追加されました。現在,Ports Collectionに登録されているGNOMEはGNOME2ですが,これは近い将来GNOME3へ置き換わる予定になっています。GNOME2を使い続けたい場合にはMATEへの移行が推奨されています。

GNOME3とCinnamonはPC-BSDプロジェクトで移植が進められ,PC-BSD 10.0-RELEASEに取り込まれました。これらは近い将来Ports Collectionに反映される見通しになっていますが,まだ追加はされていません。PC-BSD 10.0-RELEASEでもサポート対象とされているのはMATEで,GNOME3とCinnamonはサポート対象外のウィンドウプラットフォームと位置づけられています。なお,GNOME2はMATEに変わったという判断からPC-BSD 10.0-RELEASEには含まれていません。

CinnamonはLinux Mintで開発が進められているウィンドウプラットフォームです。CinnamonをインストールするとLinux MintのようなGUIを扱うことができます。CinnamonはGNOME3のコンポーネントを活用しつつ,従来のUIを継続し続けるといった目的をもって開発が進められているウィンドウプラットフォームです。Linux Mintの従来のUIを最新のコンポーネントを活用しながら実現しつづける取り組みが進められています。

PC-BSD 10.0-RELEASEはFreeBSDとの融合がさらに進んだバージョンです。システムのアップデートにはFreeBSD Updateが使用され,パッケージのアップデートにはpkg(8)が使われます。これまで同様PBIも活用できます。PBIはPorts Collectionからビルドされるのではなく,pkg(8)を活用して構築されるようになりました。FreeBSDの提供している機能をフルに使ってPC-BSDを実現するという方向へ進んでいます。FreeBSD 10.0-RELEASEが登場してからまもなくPC-BSD 10.0-RELEASEが登場した背景には,このようにFreeBSDとの親和性が高くなっているところにも理由があります。

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