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2009年10月2日 「Linuxカーネルは肥大化しすぎ」 ─Linusの発言,真意はどこに

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Linuxカーネルは肥大化/巨大化しすぎている ─Linuxの生みの親であり,現在もLinuxカーネルのメンテナンスをリードするLinus Torvalds氏の発言が話題を呼んでいる。

問題の発言は,9月21日から米オレゴン州ポートランド市で行われていたLinuxカンファレンス「LinuxCon 2009」のラウンドテーブルでのこと。会議のモデレータであるNovellのJames Bottomley氏が「最近のLinuxカーネル開発はペースが速すぎやしないか? 安定する前にどんどん新しい仕様が追加されているのでは」とLinus氏に意見を振ると,Linus氏は「我々はどんどん肥大化/巨大化していっている。そう,たしかに問題だ(We're getting bloated and huge. Yes, it's a problem.)⁠と答えたという。

Linus氏はBottomley氏がいう⁠カーネルの安定化⁠については「さほど心配していない」としながらも,⁠バグが見つかるたびに,みんながすぐさまメンテナンスを行って,それをふさぐ。それはいいことなんだけどね,コードが肥大化することを除けば」と語り,⁠残念ながら15年前,僕が思い描いていたカーネルとはまったく違うものになってしまっている」と,カーネルの肥大化について懸念を表明している。ちなみに15年前とは,Linus氏がヘルシンキ大学でLinuxの開発を始めたころだ。

カーネルの肥大化は「受け容れがたいことではある,でも,おそらくそれが避けられないことも知っている」⁠ ─Linus氏のこのコメントに対し,Bottomley氏は「それがオープンソースさ」と返したという。オープンソースという開発スタイルを選んだからには,コードの肥大化という宿命は避けられないということなのだろうか。

なお,Linus氏はこの10月に10年ぶりの来日を果たす

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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