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2010年5月6日LinuxでYouTubeを楽しむならコイツがオススメ! "Minitube 1.0"登場

Appleが意地でもiPhone/iPadでのFlashサポートを拒否している件、さすがのAdobeも怒り心頭で、このままだと訴訟にまで発展しかねない状態だが、たしかにFlashってメモリ足りなめなマシンにはちょっと重たいなあ…と感じるときがなきにしもあらず。とはいっても、YouTubeなどの動画サイトを楽しむならFlash Playerは欠かせないし…と思っていたら、こんなOSSがリリースされていた。Minitube 1.0である。

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MinitubeはYouTubeのネイティブクライアントで、FlashなしでもYouTubeを楽しめるというスグレモノ。動作環境はWindows、Linux、Mac OS Xで、インターフェースがオリジナルのYouTubeとはかなり違う感覚。5月4日リリースされたばかりの1.0ではフルHD(1080p)をサポート、YouTubeのリンクとビデオストリームのURLをクリップボードにコピーすることもできる。残念ながら日本語対応はまだみたいだけど、Windows版に先駆けてLinux版(とMac版)をリリースしたというのはさすがです。

こちらもリリースされたばかりのLucid LynxことUbuntu 10.04には、実はMinitube 0.9が入っている。リリース日の関係でバージョン1.0が間に合わなかったようだが、ダウンロード→アップグレードするには、コマンドターミナルから以下のようにしてやればOKのようだ。

wget https://sourceforge.net/projects/linuxfreedomfor/files/Minitube/minitube_1.0_all.deb/download
sudo dpkg -i minitube_1.0_all.deb
sudo apt-get install -f 
sudo apt-get install phonon-backend-gstreamer gstreamer0.10-ffmpeg gstreamer0.10-plugins-bad

パッケージの依存関係がまだ不安定らしいので、最後の1行を忘れないほうがよい。

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