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2010年11月10日Red Hat Enterprise Linux 5.6βが登場、まもなくRHEL6に関するアナウンスも

Red Hatは11月9日(米国時間⁠⁠、⁠Red Hat Enterprise Linux 5.6 Beta」を公開した。

今回発表されたRHEL 5.6βの製品ファミリと対応アーキテクチャは以下の通り。

  • Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform
    x86、AMD64/Intel64、Itanium、IBM Power、System z
  • Red Hat Enterprise Linux 5 Server
    x86、AMD64/Intel64、Itanium、IBM Power、System z
  • Red Hat Enterprise Linux 5 Desktop
    x86、AMD64/Intel64

Linuxカーネルには2.6.18を採用、アップデートされた主なソフトウェアには、DNSsecを改善したBIND 9.7、PHP 5.3、Ethernetレイヤファイアウォールのebtables、ネットワークパケット分析ツールのdropwathcなどがある。また、日本語IPAフォント(JIS X 0213:2004)も新たにサポートされた。

もっとも、RHELユーザにとっての最大の関心事は、今日明日にでも詳細の発表がウワサされているRed Hat Enterprise Linux 6についてだろう(現在のステータスはBeta 2⁠⁠。RHELの久々のメジャーバージョンアップとあって、ユーザ/開発者からの期待は高い。こちらも詳細が判明しだい、お伝えしていく予定だ。

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