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2011年8月10日 今回も大きな変化は期待しないでね! Linuxカーネル3.1のrc1が登場

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7月末にLinuxカーネル3.0がリリースされてから約2週間が経過したが,そろそろ新しいバージョンの登場が気になるころでもある。そんなユーザの心情を察してか,Linus Torvalds氏は8月7日(米国時間)⁠LKMLにおいて次バージョンLinux 3.1のrc1(リリース候補第1版)を公開したことを明らかにした

Linux 3.1-rc1: Linus Torvalds
URL:https://lkml.org/lkml/2011/8/7/102

Linus氏の投稿によれば,3.1で適用されるパッチの75%はドライバ関連とのこと。うち40%はステージングツリー(linux-staging)に入っており,20%はネットワーク関連,10%はサウンド関連だという。その他,仮想マシンのライトバック処理や電源管理インターフェースの改良などが変更点として触れられている。

Linus氏は投稿の最後のほうで「とりあえず現時点ではとくに大きな変更はないからね(But there's nothing *huge* here.)⁠と強調している。よほど追加で何かを思いつかない限り,3.0同様,3.1も通常のリリースと変わらないごく一般的なものになるとしている。

カーネル周りのニュースとしてはもうひとつ追加がある。カーネルメンテナのGreg Kroah-Hartman氏より,Linux 3.0.0のセキュリティアップデートであるLinux 3.0.1のリリースが8月5日に発表されている。3.0ユーザはすみやかなアップデートを行ってほしいとのことだ。

git.kernel.org - linux/kernel/git/stable/linux-3.0.y.git/summary
URL:http://git.kernel.org/?p=linux/kernel/git/stable/linux-3.0.y.git;a=summary

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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