Linux Daily Topics

2011年11月17日 Linux 3.2は100M超サイズに!? カーネルの肥大化に歯止めはかかるのか?

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

Linus Torvalds氏は11月15日,次期LinuxカーネルであるLinux 3.2のrc2をKernel.orgとGitHubに公開した。Kernel.orgへのトロイの木馬攻撃のため,Linux 3.1が通常のリリーススケジュールより2ヵ月以上遅れての公開となったことは記憶に新しいが,その影響でLinux 3.2は巨大なカーネルサイズになることが予想されている。

というのも,Linux 3.1の開発期間が通常よりも大幅に長引いたため,3.2のマージウィンドウが巨大化したことが肥大化の主な原因だからだ。Linus氏はもともとカーネルの肥大化を望まないことで知られているが,はたしてどの程度,歯止めをかけることができるのだろうか。

Linus氏はrc2公開を告げる投稿で,3.2は)史上最大のカーネルサイズになると思っている」としながらも,rc2の段階では比較的妥当なサイズで収まったことに安堵しているとも書いている。

あるユーザは,これまでのLinuxカーネルのサイズの増加傾向から,「3.2になるころ(3.19)には,tarballのサイズが100MBを超えるのでは」と予想しているが,現時点のままではそれ以上になる可能性が高いとされている。

Linux 3.2は次のUbuntu 12.04 LTSなどメジャーなディストリビューションでの採用が予定されており,それらの開発にも大きな影響を与えるだけに,今後のrcにおけるカーネルサイズの動きに注目していきたい。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

コメント

コメントの記入