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2012年2月23日 Adobe,Linux版Flashの開発を事実上停止に

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なんだかここ最近,ぱっとしないニュースが続いている感のあるAdobe/Flash周りだが,今回入ってきたニュースもさびしさが漂うものとなった。2月22日,AdobeはLinux版Flash Playerの提供をバージョン11.2以降は行わないことを開発ブログで表明した。ただしChrome版のみ,Googleが対応プラグインの開発/提供を続けるという。

Adobe and Google Partnering for Flash Player on Linux

GoogleはChrome/Chromium対応のAPIとしてPPAPI(開発コード"Pepper")というプロジェクトを公開しているが,今後はPepper実装のLinux版FlashプラグインがGoogleから提供される形になる。当然ながらChrome対応のみで,他のブラウザであるFirefoxやOperaでは動作しない。また,プラグインの提供者はあくまでGoogleであり,バージョン11.2以降,AdobeのサイトからLinux版Flash Playerが提供されることはない。

Adobeはバージョン11.2以降,非PepperのLinux版Flash Playerについて5年間はセキュリティアップデートを続けるとしているが,昨年のLinux版AIRの開発終了につづいての今回の発表だけに,デスクトップLinuxのサポートから手を引こうとしている姿勢は明らかだろう。もっともモバイル版Flash Playerの開発さえ断念したのだから,Linuxなんてもう対応している余裕がないのかもしれない。そのうち,Windows/ Mac OS版も対応できない…なんてことにならなければいいのだが。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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