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2014年9月25日 Debian,GNOMEに回帰!? 主要開発者が「80%の確率で」と発言

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現在,デフォルトデスクトップ環境としてXfceを採用してるDebianだが,次期バージョンの「Debian 8 "Jessie"」では数年ぶりにGNOMEに変更される可能性が高まっている。

Debianの主要開発者でメンテナーのJoey Hess氏は9月19日,tasksel(使用目的ごとにいくつかのパッケージをまとめたDebian/Ubuntu用のツール)関連のコミュニティで「アクセシビリティ,systemdインテグレーション,その他の要素を考慮すると,GNOMEに戻る時期が近づいている」と発言した。同氏は続けて「もちろん,決定に必要なデータはまだすべて揃っていないが,80%の確率でGNOMEをデフォルトにする方向に向かうだろう。前回Debianがリリースされてから,GNOME 3は大きな進化を遂げた。そろそろ戻ってもいいころだ」ともコメント,その可能性の高さを強調している。

switch default desktop to Gnome -Joey Hess

GNOMEに戻ることでサイズの肥大化を懸念する声も少なくないが,Hess氏は「スタンドアロンユーザはとくに,Debianが1枚の標準的なCDに収まるサイズであることにこだわるが,正直,現在の開発チームはトラディショナルなCDサイズを重要な問題とは思っていない」とも語っており,メディアサイズは大きな問題にならないとしている。

Hess氏の発言は,9月24日に公開されたGNOME 3.14の正式リリースに合わせてのことだと思われる。Debian 8 "Jessie"は2015年のリリースが期待されているが,今後はGNOME 3.14を前提にした開発にシフトしていくもようだ。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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