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2016年8月19日PowerShell on Linux登場 ―MicrosoftがPowerShellをオープンソースで公開へ

Microsoftは8月18日(米国時間⁠⁠、同社が開発してきたコマンドラインシェル環境「PowerShell」をオープンソース化し、Linuxを含むクロスプラットフォームでの開発を開始したと発表した。ライセンスはMITで、すでにGitHub上でソースコードが公開されている。

PowerShell for every system! - GitHub

今回公開されたPowerShellのソースコードには、コマンドラインシェル、スクリプト言語、コマンドレット用フレームワークが含まれている。またソースコード公開と同時に、Windows版とあわせてLinux(Ubuntu 16.04 / Ubuntu 14.04 / CentOS 7.1)版とMac OS版(OS X 10.11)のバイナリパッケージ(アルファ版)の提供も開始されている。

MicrosoftでAzureやASP.NET関連のプリンシパルプログラムマネージャを務めるスコット・ハンセルマン(Scott Hanselman)氏は自身のブログで「PowerShellは決してbashの代わりになるものではないが、あなたのツールキットにおける"もうひとつのツール"くらいにはなれるだろう」と語っており、より多くのLinuxユーザにPowerShellを利用してほしいとしている。

Announcing PowerShell on Linux - PowerShell is Open Source! - Scott Hanselman

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