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2016年9月26日 Qtベースの軽量デスクトップ環境「LXQt 0.11.0」がリリース

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GTKベースの軽量デスクトップ環境「LXDE」をQtに移植したオープンソースプロダクト「LXQt」が,約11ヵ月ぶりにメジャーアップデートバージョン「LXQt 0.11.0」をリリースした。当初の予定より遅れた公開となったが,そのぶん多くの変更が実施されている。

Release LXQt 0.11

LXQt 0.11.0のおもな変更点は以下の通り。

  • デフォルトウィンドウマネージャ「Openbox」用の設定ファイル「~/.config/openbox/lxqt-rc.xml」が利用可能に
  • タスクバー「LXQt-Panel」でのマルチモニタサポート
  • ディスプレイの明るさを調整するツール
  • ファイルマネージャ「PCManFM-Qt」の改良
  • サウンドシステム「PulseAudio」の設定ツール「pavucontrol-Qt」

LXQt

LXDEよりも軽量でパフォーマンスにすぐれているとして,Ubuntu,Debian,OpenSUSE,Fedora,Arch LinuxなどメジャーなディストリビューションによるLXQtの採用ケースがここ1年ほど急速に増えている。プロダクトへの期待値の上昇とともに開発への注目度も高まり,その裏返しとして開発スピードの遅さがたびたび指摘されてきた。2015年11月以来,約1年越しのアップデートとなったLXQtだが,今後は多くのオープンソースプロジェクトで見られるような"6ヵ月に一度のアップデート"といった定期的なアップデートは「LXQtの開発方針と合わない」ことから行わないとしている。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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