Linux Daily Topics

2017年1月30日 Linux MintのDebianエディション「LMDE」が2年ぶりにアップデート

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

Ubuntuベースの人気ディストリビューション「Linux Mint」はLinuxビギナーからエキスパートまで幅広いユーザ層に使われているが,実はUbuntuではなくDebianをベースにしたエディションも提供していることをご存知だろうか。⁠Linux Mint Debian Edition(LMDE)⁠がそれで,中上級者向けのエディションとして位置づけられている。当然ながらLinux Mintのメインストリームではなく,Ubuntu版と同様のサポートは望めないが,パフォーマンスはUbuntu版よりも若干良く,いったんその操作性と環境に慣れてしまえばUbuntu版よりも快適というユーザは少なくない。

LMDEは2015年4月に,Debian 8 "Jessie"をベースにした安定版「LMDE 2 "Betsy"」がリリースされたが,その後もセキュリティアップデートやバグフィクスなど細かいアップデートは続けられていた。そして1月26日(米国時間)⁠Linux Mintチームはこれまでのアップデートを集大成した形のエディションとして「LMDE 2-Beta」を発表した。MATEやCinnamon,その他のXアプリケーションに関しても新しいバージョンが収録されており,2年前よりも洗練されたインストレーションイメージが利用できる。

New ISO images for LMDE 2 “Betsy” – BETA Release -The Linux Mint Blog

決して新しいバージョンではないが,デスクトップ環境の使いやすさにこだわっているLinux Mintが,メインストリームのプロジェクトと並行して上級者向けのDebianエディションを継続していることを内外に示したアナウンスと取ることができる。もしかしたらDebain 9 "Stretch"をベースにしたLMDEも期待できるかもしれない。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

コメント

コメントの記入