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2017年3月22日Red Hat Enterprise Linux 6.9がリリース、6.xとして最後のアップデート

Red Hatは3月21日(米国時間⁠⁠、⁠Red Hat Enterprise Linux 6.9」をリリースした。RHEL 6.xとしては最新かつ最後のアップデートとなる。

Red Hat Launches Latest Version of Red Hat Enterprise Linux 6, Pairing Production Stability with IT Modernization

RHEL 6.9ではいくつかのハードウェアサポートが新たに追加されたほか、セキュリティ面の強化としてTLS(Transport Layer Security⁠⁠ 1.2へのアップデートが行われており、最新のPCI DSSをサポートすることになる。またコンテナ対応も強化され、RHEL 6.9のベースイメージを利用することでRHEL 6のワークロードをコンテナベースのアプリケーション(RHEL 7、RHEL Atomic Host、OpenShift Container Platformに最適化)に移行することが容易になる。

RHEL 6.9をもってRHEL 6.xは最後のアップデートとなり、5月10日からは運用フェーズ3(Production Phase 3)に入ることになる。今後、RHEL 6はセキュリティフィックスを中心とするメンテナンスアップデートのみが適用され、ユーザに対してはRHEL 7へのマイグレーションが推奨されることになる。

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