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2017年5月9日 Fedora,まもなくMP3をフルサポートへ

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オープンソースプロジェクト,とくにUbuntuやDebian,Fedoraなどユーザ数が多いLinuxディストリビューションは,ライセンスの関係から特定のソフトウェアのパッケージングを避けることが多い。FedoraにとってMP3はまさにそういう存在であった。だがそのパテント問題もようやく決着がつくことになる。Fedoraは5月5日(米国時間)⁠Fedora WorkstationにおけるP3のフルサポートを行うことをアナウンスした。

Full MP3 support coming soon to Fedora

今回の決定は,これまでMP3のライセンス保有を主張していたドイツのIIS FraunhoferとフランスのTechnicolorがライセンスプログラムの失効を4月23日に表明したことに基づいている。これを受けてRed Hatの法務部門は5月5日にFedora WorkstationにおけるMP3のフルサポートへのGoサインを出し,今回のFedoraプロジェクトによるアナウンスとなった。

Fedoraはすでに2016年11月,MP3デコードに関するライセンスのエクスパイアを受け,mpg123ライブラリ/GStreamerによるMP3デコードを可能にしている。つまりユーザはプラグインを通してMP3音楽ファイルを聞くことはできるようになっていたが,今回の決定によりMP3エンコードも可能となり,MP3ファイルの作成も自由にできるようになる。サードパーティのリポジトリを使う必要もない。MP3の関連ファイルをFedoraパッケージに含める作業はこれからだが,それほど遠くない時期にMP3のフルサポート込みのFedoraが公開されるはずだ。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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