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2017年5月16日 Linux 4.12-rc1が登場

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Linus Torvaldsは5月13日(米国時間)⁠次期Linuxカーネル「Linux 4.12」の最初のリリース候補版となる「Linux 4.12-rc1」を公開した。通常,カーネルのアップデートは毎週日曜日に行われるが,今回はLinusが「マージウィンドウを閉じるぎりぎりのタイミングでプルリクエストに答えたくないし,明日はMothoer's Day(母の日)だから,よけいなハプニングを起こすようなことはしたくない」ことから土曜日の公開となった。

Linux 4.12-rc1: Linus Torvalds

Linux 4.12のマージウィンドウは非常に大きなサイズとなったが,作業そのものは比較的スムースに運んだようだ。サイズが大きくなったおもな理由は,AMDの次世代GPUであるRadeon RX VegaのサポートやIntel Atom IPU(Imange Processing Unit)のドライバなどが含まれるためにパッチサイズが大きくなったことによる。

このまま順調に開発が進めば,Linux 4.12の正式リリースは2017年7月上旬ごろとみられる。

なお,Linux 4.12-rc1の翌日である5月14日(米国時間)には,カーネルメンテナーのGreg Kroah-Hartmanから現行カーネルであるLinux 4.11の最初のポイントリリースである「Linux 4.11.1」がアナウンスされており,GKHは「すべての4.11カーネルのユーザはアップグレードが必要」と強く推奨している。

Linux 4.11.1 : Greg KH

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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