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2017年5月22日Visual Studio CodeがSnapパッケージでUbuntuに登場

Canonicalは5月19日(英国時間⁠⁠、Microsoftが開発するオープンソースのクロスプラットフォームなテキストエディタ「Visual Studio Code」のSnapパッケージでの提供を開始した。

Visual Studio Code is now available as a snap on Ubuntu | Ubuntu Insights

Ubuntuユーザ(Ubuntu 14.04 LTS、16.04 LTS、16.10、17.04)はCanonicalのSnappy Storeから以下のコマンドを実行するだけで直接ダウンロードできる。

sudo snap install --classic vscode

Visual Studio Codeは2015年4月にプレビュー版が公開され、同年11月にはMITライセンスのもとでオープンソースとしてリリース、以降、Githubにおいて開発が続けられてきた。開発フレームワークにはクロスプラットフォームなアプリケーション作成を得意とするElectronを採用している。Gitのビルトインサポートやコマンドパレット、拡張機能による数多くのプログラミング言語サポートといった特徴から、現在もっとも人気のあるソースコードエディタのひとつに数えられている。

Ubuntu上にVisual Studio Codeをいったんインストールすれば、利用中のデスクトップ環境(Unity、GNOME、KDE、Xfceなど)のアプリケーションメニューもしくはコマンドラインから直接使うことができるようになる。また、アップストリームを有効にしておけば、つねに最新のVisual Studio Codeを利用可能だ。

Canonicalは5月11日にもテキストエディタの「Atom」をSnapで提供開始しており、今後はSnapによるパッケージ提供にさらにフォーカスしていくものと見られている。

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