Linux Daily Topics

2017年7月18日 Unity 8の後継プロジェクト「Yunit」,Debianに続いてUbuntu 16.04向けパッケージもリリース

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

本コラムでも以前に紹介したが,Canonicalが開発中止を宣言したUbuntuの旧デスクトップ環境「Unity 8」のフォークプロジェクトのひとつに「Yunit」がある。6月には最初のテスト的なパッケージとしてDebian向けのリポジトリが公開されたが,Yunitが目指すのはやはりフォーク元のUbuntuのサポートである。そしてその最初のマイルストーンをようやく達成することができたようだ。7月12日,YunitはUbuntu 16.04 LTS(64ビット)向けのリポジトリを公開した。

Yunit packages for ubuntu 16.04 LTS

Yunitが動作する環境はUbuntu 16.04のほかUbuntu Gnome 16.04,Lubuntu 16.04,Xubuntu 16.04で,KDEベースのKbuntu 16.04やUbuntu Mateは対象外となっている。なお32ビット版のサポートに関しては「とてもやりたいと思っているが,我々のリソースは限られており,現時点では32ビット版の開発を行うことは難しい」とコメントしている。

Ubuntu 16.04のサポートを果たしたYunitの次の目標は「CIインフラストラクチャを構築し,いつでもコーディングできる環境,Ynuitの改善を図ることができる環境を整えること。既存のバグを潰すことや新機能の追加もそこに含まれる」とのこと。次のパッケージ開発に取り組む前に,小さなオープンソースプロジェクトを継続させていくための体制づくりが急務となる。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

コメント

コメントの記入