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2018年2月6日“オープンソース”誕生から20年 ―Open Source Initiativeがアニバーサリー参加を呼びかけ

Open Source Intiative(OSI)は現在、同団体のWebサイト上で「オープンソース20周年アニバーサリー」を絶賛展開中である。OSIによれば、1998年2月3日に米パロアルトで開催された会議ではじめて"オープンソース(open source)"という言葉が生まれたことから2月3日をオープンソース誕生の日と定めており、2018年はオープンソース20周年のアニバーサリーイヤーとして世界各地で記念イベントが開催される予定だ。

The 20 Years of Open Source | Opensource.net
The 20 Years of Open Source
The 20 Years of Open Source

1998年2月3日のパロアルトの会議にはエリック・レイモンドやクリス・パターソンなど、当時の"ハッカー文化"を代表するリーダーたちが参加、公開されたばかりのNetscapeのソースコードの扱いや、Free Sofotware Foundationとの関係をめぐって多くの議論が行われたとされる。会議の5日後の2月8日に、オープンソースの持続的な発展と普及を図る機関としてOSIが誕生、レイモンドがOSI初代プレジデントに就任している。

OSIが出したリリースの一文には「過去20年、コミュニティやコラボレーション、そして共創(co-creation)のベストプラクティスを作り上げていく一方で、OSIはFUDとの闘いに注力してきた」とある。代表的なFUDといえばMicrosoftによる2008年の「ハロウィン文書」があるが、現在はそのMicrosoftがOSIのメンバー企業となっており、20年という月日の長さを感じさせる。

OSIは2月のバースデイイベントをすでにブリュッセルとサンパウロで開催したほか、3月には米ソノマバレーでリーダーシップサミット、4月には上海でオープンテックサミットなど、年内は毎月のように"Open"を冠したイベントを開催する予定だ。またイベント開催以外にも「Share Your Open Source Success Story(あなたのオープンソースの成功物語をシェアしよう⁠⁠」として、オープンソース導入による成功事例の投稿/共有を呼びかけている。

プロプライエタリによるFUDはいまも一部残っているが、時代はますますオープン指向となっている。オープンなテクノロジを標榜するOSIの役割はこれからも大きくなるのは間違いない。Happy Birthday Open Source & OSI!

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