Open Source Intiative(OSI)は現在、同団体のWebサイト上で「オープンソース20周年アニバーサリー」を絶賛展開中である。OSIによれば、1998年2月3日に米パロアルトで開催された会議ではじめて"オープンソース(open source)"という言葉が生まれたことから2月3日をオープンソース誕生の日と定めており、2018年はオープンソース20周年のアニバーサリーイヤーとして世界各地で記念イベントが開催される予定だ。
OSIは2月のバースデイイベントをすでにブリュッセルとサンパウロで開催したほか、3月には米ソノマバレーでリーダーシップサミット、4月には上海でオープンテックサミットなど、年内は毎月のように"Open"を冠したイベントを開催する予定だ。またイベント開催以外にも「Share Your Open Source Success Story(あなたのオープンソースの成功物語をシェアしよう)」として、オープンソース導入による成功事例の投稿/共有を呼びかけている。
プロプライエタリによるFUDはいまも一部残っているが、時代はますますオープン指向となっている。オープンなテクノロジを標榜するOSIの役割はこれからも大きくなるのは間違いない。Happy Birthday Open Source & OSI!