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2018年3月13日 IoTのデファクトをめざして ―「Fedora IoT」ワーキンググループがスタート

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早ければ2018年中にFedoraから新しいエディションが誕生することになりそうだ。Fedora Projectは3月1日,FedoraエンジニアのPeter Robinsonが提出していたプロポーザルを承認し,IoTに特化した「Fedora IoT」エディションのリリースに向けたワーキンググループの活動をスタートさせることを明らかにした。オブジェクティブリードは提案者のRobinsonが務め,2018年10月リリース予定のFedora 29か,2019年春のFedora 30でのGAをめざす。

Objectives/Fedora IoT - Fedora Project Wiki

Fedora IoTは文字通り,IoTデバイスからミドルウェア,さらにはバックエンドプラットフォームまでを含む,IoT全般をカバーするデフォルトOSとなることをミッションに掲げている。また,個人用の小さなデバイスから大規模なデプロイ環境に至るまで,規模を問わずに適用できるプラットフォームを最初から指向し,そのためのエコシステム構築に注力するとしている。

RobinsonはFedora IoTのプロポーザルを提出した時点では「Spinとして認められ,SIGとして活動できれば上出来だと思っていた」と語っており,オフィシャルエディションに向けた正式なワーキンググループとして活動できることはうれしい誤算だったようだ。RobinsonはすでにメーリングリストやPargure(gitリポジトリの保管場所)などFedora IoTのコミュニティスペースを準備,Fedora 29でのGAに向けて活動を開始している。5月のFedora 28のリリース時には,何らかのまとまった成果が期待できそうだ。

Fedora IoT Edition is go! - nullr0ute's blog

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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