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2020年2月10日Linus、次期カーネル「Linux 5.6」最初のリリース候補版を公開

Linus Torvaldsは2月9日(米国時間⁠⁠、次期カーネル「Linux 5.6」の最初のリリース候補版となる「Linux 5.6-rc1」の公開を明らかにした。コミット数は1万以上、開発にかかわったデベロッパは1400名以上としている。

Linux 5.6-rc1 -Linus Torvalds

Linux 5.6はVPNプロトコルWireGuardやUSB 4のサポート、Western Digitalが開発した新ファイルシステムZonefsなど注目度の高いアップデートが数多く含まれるバージョンとして期待されているが、Linusは「Linux 5.6のマージウィンドウは通常よりも若干小さいくらい」とコメントしており、カーネル自体はそれほど肥大化していないとしている。

開発が順調に進めば、Linux 5.6の正式版は3月中旬以降に公開される予定だ。

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