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2020年11月10日Debain 11 "Bullseye"のフリーズは2021年1月、Debian 13のコードネームは"Trixie"に

DebianリリースチームのPaul Geversは11月8日、Debianの開発者向けメーリングリストにDebianの次期リリース「Debian 11 "Bullseye"」の開発状況を報告する内容を投稿、2021年1月12日にBullseyeのフリーズを開始するとともに、⁠Debian 13」の開発コードが「Trixie」に決定したことを明らかにしている。

bits from the release team: winter^Wfreeze is coming -Paul Gevers

Bullseyeは2021年後半の正式リリースが予定されているが、1月12日はリリースに向けての「最初のマイルストーン」⁠Gevers)となり、以後、パッケージの大きな変更や新規追加は認められなくなる。今後のスケジュールでは2月12日のソフトフリーズ(マイルストーン2⁠⁠、3月12日のハードフリーズと進むが、最終的に全パッケージの機能を確定するフルフリーズの日時は未定となっている。

Bullseye Freeze Timeline and Policy

また、リリースチームはBullseye(Debian 11⁠⁠、Bookworm(Debian 12)につづくDebian 13の開発コードが「Trixie」となったこともあわせて発表している。Debianのメジャーリリースは、映画「Toy Story」に登場するキャラクターの中から開発コードが付けられるが、Debian 13にはプラスチックのトリケラトプスの人形であるTrixieが選ばれた。

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