週刊 Windows Azure Platform 通信

第5回稼働中のサービスでin-place updatesが可能に、Windows Azure上で稼働するHadoopベースのBig DataソリューションCTP版が年内にリリース

Windows Azureで稼働中のサービスに対する“in-place updates”が可能に

Windows Azureのアップデートがアナウンスされ、稼働中のサービスに対してIPアドレス変更もなしでアップデートを行うことが可能になりました。これまでは、VIP SwapによるStaging環境の切り替えや、サービスの再デプロイが必要でしたが、この⁠in-place updates⁠と呼ばれる機能により、稼働中のサービスを直接変更できるようになりました。VMサイズの変更やローカルストレージの増加、デプロイしているロールの追加・削除、エンドポイントの変更が可能になっています。

Windows Azureで稼働するHadoopベースのBig Dataソリューション対応を発表

SQL Server 2011およびWindows Server/Windows Azure上で稼働する、エンタープライズレベルのHadoopベースによるBig Dataソリューションを提供することが発表されました。これにより、クラウドまたはオンプレミス(社内設置)とクラウドのハイブリッド環境でBig Dataソリューションが利用可能になります。Windows Azure上で稼働するCTP(Community Technology Review)版が年内に利用可能になる予定です。

SQL Azure 2011 Q4アップデート

2011年Q4(10~12月)にSQL Azureが機能強化されることが明らかになりました。最大データベースサイズが50Gバイトから150Gバイトに拡大されるほか、SQL Azureの各地域間の同期や、オンプレミスのSQL Serverとの間で同期を可能にするSQL Azure Data Sync、BI機能を提供するSQL Azure ReportingのCTP(Community Technology Preview)版の提供開始、データベースを自在に拡張することが可能になるSQL Azure Federationといった機能が発表されました。


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