BSD界隈四方山話

第31回 FreeBSDのソースコードを調べる方法

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svnwebでソースコードをチェック

すでにどこのソースコードを読めばよいか検討がついているという場合には,http://svnweb.freebsd.org/を使うという方法もあります。FreeBSDのSubversionリポジトリの中身をそのままWebブラウザから閲覧できますし,変更履歴も見ることができます。

Subversionを利用するのが面倒な環境を使っているとか,新しいソフトウェアのインストールが許されていない環境やデバイスを使っている場合なんかに使える方法です。ただ,これはある程度中身が把握できていないと難しいところがあるので,通常のユーザであれば次の紹介するGitHubを使う方法がよいでしょう。

GitHubでソースコードをチェック

FreeBSDのソースコード自体はSubversionで管理されていますが,GitHubへのエクスポートも実施されているので,ソースコードや開発の履歴そのものをGitHubで追っかけるといったことができます。今の開発者的にはこの方法が一番なじみやすい方法でしょう。

 FreeBSDソースコード on GitHub

図 FreeBSDソースコード on GitHub

GitHubはソースコードの検索サービスを提供していますので,grep(1)検索で指定したのと同じキーワードを指定することで同じようにソースコードを絞り込むことができます。検索性能はこちらの方が柔軟でかつ高速です。

 GitHubで検索

図 GitHubで検索

 もちろんソースコードを読める。ブラウザの機能で検索もできる

図 もちろんソースコードを読める。ブラウザの機能で検索もできる

最近,FreeBSDのエンジニアはGitHubの有用性を高く評価しています。今のところソースコードの管理方法自体をSubversionからGitHubに変更する動きは見られませんが,多くのエンジニアがGitHubの便利さを理解していることは間違いのないところです。

ソースコードは情報のかたまり

何も知らない状態ですとFreeBSDハンドブックのようにある程度のクオリティでまとめられた文章が有益ですし,ちょっと詳しくなってきたらオンラインマニュアルが役に立つと思います。しかしながら,そこから先はソースコードを読んだ方が近道です。

ソースコードの大半はC言語で記述されていますので,C言語が読めないと難しいところがありますが,コメントやマクロなどを追うだけでも多くの情報を得ることができます。GitHubを使う方法なんかは入りやすいところだと思いますし,ぜひ一度試してみてください。