BSD界隈四方山話

第50回 Ubuntu 16.04をbhyveにインストール

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3 分

インストールしたUbuntu 16.04を起動

インストールしたUbuntu Server 16.04 LTSを起動します。まず,次のようにカーネルを読み込みます。

 カーネルを読み込み

# grub-bhyve -r hd0,msdos1 -m /d/bhyve/ubuntu-16.04-device.map -M 2G ubuntu-16.04

 起動する内容を選択

図 起動する内容を選択

次にインストールしたUbuntu Server 16.04 LTSを起動します。

 Ubuntu 16.04を起動

# bhyve \
    -H -P -A \
    -c 2 -m 2G \
    -l com1,stdio \
    -s 0:0,hostbridge \
    -s 1:0,lpc \
    -s 2:0,virtio-net,tap11 \
    -s 3,ahci-cd,/d/bhyve/ubuntu-16.04-server-amd64.iso \
    -s 4,virtio-blk,/dev/zvol/z/ubuntu-16.04 \
    ubuntu-16.04

 Ubuntu 16.04ログインプロンプト

図 Ubuntu 16.04ログインプロンプト

 ログイン後スクリーン

図 ログイン後スクリーン

毎回grub-bhyveコマンドを実行したりbhyve(8)コマンドにたくさんオプションを指定するのは面倒なので,次のようなエイリアスを用意します。

リスト Ubuntu 16.04を起動するためのエイリアス

alias bhyve_ubuntu_16.04="sudo bhyvectl --destroy --vm=ubuntu-16.04; sudo grub-bhyve -r hd0,msdos1 -m /d/bhyve/ubuntu-16.04-device.map -M 2G ubuntu-16.04 && sudo bhyve -H -P -A -c 2 -m 2G -l com1,stdio -s 0:0,hostbridge -s 1:0,lpc -s 2:0,virtio-net,tap11 -s 3,ahci-cd,/d/bhyve/ubuntu-16.04-server-amd64.iso -s 4,virtio-blk,/dev/zvol/z/ubuntu-16.04 ubuntu-16.04; sudo bhyvectl --destroy --vm=ubuntu-16.04"

これで次回からbhyve_ubuntu_16.04でUbuntu 16.04の仮想環境が起動してくるようになります。

Linuxディストリビューションはバージョンごとにファイルシステムの構成が変わることがあり,以前と同じインストール方法では起動してこないことがあります。ISOイメージは起動構成が変わらないためインストールはできるものの,インストール後にディスクからシステムが起動してこないといったものです。そういった場合,インストール時のファイルシステムを変更したり,grub2-bhyveで選択するカーネルを変更するなどで調整してみてください。

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