Linux環境でテキストエディタを考える場合,
今回は二大エディタのうち,
gvimのインストール
viにはオリジナルviの機能を忠実に生かしていているnviや,
サーバ管理者などには素のviを好む人も多く存在します
ただしvimには多くの独自拡張が追加されているので,
gvimのインストールには次のコマンドを用いるか,
$ sudo apt-get install vim-full
- 注1)
- 筆者もその一人だったのですが,
最近はvimにも慣れてしまいました。このために本文でも出てくる [Ctrl] + [V] といったキーシーケンスを素のviで使おうとしてしまい, 機能しないので数秒間悩む, などといったことを繰り返しています。 - 注2)
- 本来gvimを利用する場合,
インストールすべきパッケージはvim-gnomeですが, vim-fullをインストールすると自動的にvim-gnomeのインストールも行われます。さらにvim-fullにはドキュメント類しか含まれておらず, 実体はvim-gnomeとほぼ同じものとなっていますので, ここではvim-fullをインストールしています。なお, vim-*というパッケージも存在していますが, これらは過去との互換性を取るために準備されているもので, これから利用するのであればvim-gnomeやvim-fullを利用してください。
メニューへの登録と起動
vimのインストールを終えても,
編集後は
gvimをインストールすると併せてvimもインストールされていますので,
日本語文字コードへの対応
vimはそのまま利用すると,
次の設定を ~/.vimrc へ加えてください。
:set fenc=utf-8
:set fencs=iso-2022-jp,euc-jp,cp932,utf-8
:set enc=utf-8