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第62回 Sylpheedを使用する:概要と初期設定

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各種設定を変更する

先ほど行ったアカウントの設定は[設定]-[現在のアカウントの設定]で再設定することができます。ほかにも[設定]-[全般の設定]で各種の設定を行います。

[受信]タブ
[受信メールを自動チェックする]と[起動時に着信メールをチェックする]にチェックを入れておくといいでしょう。
[送信]タブ
次の文字列(カンマ区切り)がメッセージ本文に含まれている場合は添付忘れを確認する:
これはこのとおりの機能で,例えば[添付]という言葉がメールの本文中に含まれているのにもかかわらずファイルが何も添付されていない場合,警告を表示してくれます。単語は複数個指定可能で,コンマで区切ります。
送信前に宛先を確認する:
送付先の間違いを防止するため,送付前に確認ダイアログを出すことができます。除外するドメインを指定することもできますが,筆者は特に指定せず,問答無用で確認するようにしています。最近のメーラには必要な機能だと聞いています。
[作成]タブ - [エディタ]タブ
[外部エディタ]を自動的に起動する:
メールの作成を使い慣れたエディタで行うことができます。起動するエディタは[詳細]-[外部コマンド]タブの[エディタ]で指定することができます。
草稿に自動保存する:
これにチェックを入れておくと,長文メールを書いている最中に落ちて全部電子の藻くずと化す,という悲劇を回避することができます。筆者も設定していますが,ありがたいことに役に立ったことはありません。
[スペルチェック]タブ
スペルチェックを有効にする:
英文メールなどを書く必要がある方は,チェックを入れておくといいでしょう。少なくともUbuntuではスペルチェックが有効になってビルドされているので,この機能を使うことができます。
[迷惑メール]タブ
迷惑メール対策を有効にする:
GMailでしか使用しない場合は必要ないでしょうが,他のアカウントとも併用する場合は有効にしておくといいでしょう。現在のSylpheedは迷惑メール対策機能を持っていないので,2種類の外部プログラムから選択することになります。Ubuntuを普通にインストールすればbogofilterも一緒にインストールされるため,これを使用するといいでしょう。迷惑メールを保存するフォルダを指定し(なければ作成することができます)⁠そこにも書かれているとおり迷惑メールと非迷惑メールを学習させます。ここにチェックを入れると,[メッセージ]にある[迷惑メールに指定]と[迷惑メールではない]が使用可能になり,これで学習させていきます。体感では,どちらも50通程度学習させればそこそこ使えるようになるでしょう。また,[受信時に迷惑メールと判定されたメッセージを振り分ける]にも忘れずにチェックを入れておきましょう。
[詳細]タブ - [インターフェース]タブ
キーバインドの設定:
[標準],[Mew / Wanderlust],[Mutt],[旧Sylpheed]の4つから選択できます。Wanderlustなどのメーラをお使いの方は,ここでキーバインドを変更するといいかもしれません。

これだけでもSylpheedでできることがおわかりいただけたかと思いますが,次回はメールの送受信や各種機能の使用方法を解説します。

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバー。Ubuntu Japanese Teamではパッケージングなどを担当。ほかには日本語入力関連やOpenOffice.org日本ユーザー会コミッティも兼任。