Ubuntu Weekly Recipe

第71回 Twitterクライアント7種徹底レビュー

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twitte.rb

twitte.rbはRubyで書かれたTwitterクライアントです。Ubuntuは標準でRuby関連のパッケージがインストールされていないので,ひととおりインストールする必要があります。次のコマンドを実行してください。

$ sudo apt-get install libglade2-ruby libgconf2-ruby libopenssl-ruby libnotify-bin

最後のlibnotify-binは,通知機能を使う場合に必要です。その後,オフィシャルサイトからアーカイブをダウンロードし,解凍してからtwitte.rbをダブルクリックします。すると「"twitte.rb"を実行しますか? それとも内容を表示しますか?」と質問されるので,⁠実行する」をクリックしてください。これで起動することができます。

メニューは英語ですが,設定項目がたくさんあり,好みのカスタマイズが行えるでしょう。通知機能を使う場合は「General」タブの「Use notify-send」にチェックを入れてください。

標準のパッケージではなく,新バージョンリリースの告知機能もないため,メンテナンスがやや面倒ですが,詳細なカスタマイズができるのでおすすめです。

図4 twitte.rb

図4 twitte.rb

Twitterfox

TwitterfoxはFirefoxのアドオンです。他のアドオンと同じくプラグインの配布サイトからインストールし,Firefoxを再起動してください。Ubuntuユーザの大多数はFirefoxユーザで,さらにほとんどずっと起動させているでしょうから,別途インストールする必要がないのでおすすめです。さらにアップデートがあった場合も通知してくれます。ただし,日本語入力の際に候補ウィンドウがおかしなところに出たり,解像度が低いネットブックなどではウィンドウのサイズが大きくできないので,少々見にくいかもしれません。

図5 Twitterfox

図5 Twitterfox

P3:PeraPeraPrv

P3:PeraPeraPrv(以下P3)はJavaで書かれたTwitterクライアントです。Ubuntu 9.04にはJava実行環境はインストールされていないため,次のコマンドでインストールします。

$ sudo apt-get install default-jre

オフィシャルサイトからjar版をダウンロードし,解凍後に次のコマンドで起動してください。

$ java -jar ./P3_(バージョン)/PeraPeraPrv.jar

機能が豊富で,細かなカスタマイズが可能です。画面のスナップショットをからも,他のアプリケーションと比べて違和感がまったくないのがおわかりいただけると思います。そういう点では,Javaアプリケーションであることを意識させません。

Javaなので複数の環境で同じものが使用できるのが大きなメリットですが,他のTwitterクライアントと比べて桁違いに重いです。Javaのアプリケーションをあまりお使いになったことがない方は,試してみるといいかもしれません。完成度が高いです。

図6 P3。⁠表示」⁠-⁠フルリストアイコン/標準」でアイコンがきちんと表示されるようにカスタマイズ

図6 P3

choqoK

choqoKはQt/KDE4用のTwitterクライアントです。そのため,Ubuntuユーザは取り立ててインストールする必要はないでしょう。リポジトリにあるため,aptやKPackageKitでインストールすることができます。

メニューは英語ですが,とにかく「普通に使える」というのがポイントです。というのも,Plasma WidgetにもTwitterクライアントがあるのですが,これで日本語入力をするためにSCIMをオンにするとKDEごと落ちるという不具合があるため,事実上リードオンリーでしか使えません。つまり,Kubuntuユーザの方におすすめです。

図7 choqoK

図7 choqoK

それでは快適なTwitterライフをお送りください。くれぐれも筆者のようにハマりすぎないようにご注意くださいね!

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバー。Ubuntu Japanese Teamではパッケージングなどを担当。ほかには日本語入力関連やOpenOffice.org日本ユーザー会コミッティも兼任。