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第89回 pyRenamerでデジカメ画像を整理する

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シルバーウィーク最終日の今日,みなさまいかがお過ごしでしょうか。渋滞の真っ只中,または家でまったりと,そもそもシルバーウィークが休みではない,など様々かと思います。秋が深まるこの季節,夏の思い出を収めたデジカメ画像を整理してみてはいかがでしょう。

デジカメ画像の管理アプリケーション

Ubuntu標準のデジカメ画像管理アプリケーションは,⁠F-Spotフォトマネージャ」です図1)⁠写真の取り込みから,タグ付け,写真の回転,撮影時刻の修正,簡易編集,スライドショーと必要十分な機能を備えています。また,編集前,編集後の両方を保存しておけるバージョン管理機能など,一歩踏み込んだ使い方ができるようにもなっています。

図1 Ubuntu標準のデジカメ画像管理アプリケーション「F-Spot」

図1 Ubuntu標準のデジカメ画像管理アプリケーション「F-Spot」

英語版のみですが,GoogleのPicasa 3.0 for Linuxを利用することもできます注1図2)⁠

注1
内部でWineの機能を使用していて,Linux用に開発されたアプリケーションというわけではありませんが,アニメーションも滑らかに動きます。

図2 Google Picasa 3.0 for Linux

図2 Google Picasa 3.0 for Linux

以上のように,アプリケーションを用いて,タグを通して管理する先進的な方法も便利ですが,筆者は,フォルダやファイルで直接管理する方法を好んでいます。フォルダやファイルで直接管理するとき,カメラが1台の場合は,撮影した順に連番のファイルが作成されるため,何も問題はないのですが図3)⁠家族で何台も持っている場合や,同行者のファイルを受け取ったときなど,カメラごとに別々のフォルダで管理すると一度に閲覧できません。かといって,1つのフォルダに全て放り込んでしまうと,カメラごとにファイルの命名規則が異なるため,撮影順に並べられません。

そこで今回は,⁠pyRenamer」を使って,大量のデジカメ画像のファイル名を一括で変更して管理する方法を紹介します。

図3 カメラ1台の場合は,Nautilusでも撮影順に並ぶ

図3 カメラ1台の場合は,Nautilusでも撮影順に並ぶ

pyRenamerのインストール

pyRenamerは,Pythonで書かれたアプリケーションで,本来コマンドが得意とする大量のファイルの名前変更をGUIから実行できるアプリケーションです。

インストールは,[アプリケーション]-[追加と削除...]を開き,⁠表示:」の箇所を「全てのオープンソースアプリケーション」または「全ての利用可能なアプリケーション」にして,⁠pyrenamer」で検索します。⁠pyRenamer」にチェックを入れて,⁠変更の適用」をクリックします図4)⁠もちろんSynapticやapt-getを使ってインストールすることもできます。

図4 ⁠追加と削除」「pyrenamer」を検索してインストール

図4 「追加と削除」で「pyrenamer」を検索してインストール

[アプリケーション]-[アクセサリ]-[pyRenamer]から起動します。起動すると,上部左側にフォルダ選択,上部右側にフォルダ内のファイル一覧,下部にファイル名変更の設定画面が表示されます図5)⁠

図5 pyRenamerを起動したところ

図5 pyRenamerを起動したところ

著者プロフィール

村田信人(むらたのぶと)

Ubuntu Japanese Teamメンバー。Ubuntuオフラインミーティングに参加するうちにUbuntu Japanese Teamの活動に興味を持ち,2009年8月に加入。

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