"言葉には言霊が宿る"と昔から言われていますが,
今回は,
NUC旋風の到来
2012年末ごろから自作PC分野でNUCという小型PCが話題になっています。NUC
このような製品が登場した背景として,
このため,
ハードウェア構成
今回テストしたハードウェアの構成です。
- NUCベアボーン:Intel NUC DC3217BY
- メモリー:Sanmax SMD-N8G68NP-16K-D DDR3-1600 SO-DIMM 8GB
- SSD:Intel SSD 525 120GB
- 無線モジュール:Intel Centrino Advanced-N 6235
執筆時点
購入する際は,
- 注1
- NUC本体が小型なためSSDも通常のSATAコネクターではなく,
より小さなmSATAコネクターのSSDが必要になります。 - 注2
- NUCベアボーンにはACアダプタが付属していますが,
コンセントとACアダプタをつなぐ電源ケーブルは別途購入する必要があります。ACアダプタ側のコネクターは3ピン (通称:ミッキー型) で少し特殊なので購入の際に間違えないようにしてください。
Ubuntuのインストール
今回はUbuntu 12.
USBメモリーから起動させるため,
再起動後にUbuntuインストーラーの指示どおりにインストールを進めれば,
- 注3
- Thunderbolt非搭載のDC3217IYEなどのモデルでは有線LANにIntel 82579Vチップが使われているため,
Ubuntu 11. 04以降 (正確にはカーネル2. 6.36以降) で有線LANが動作するはずです。現実にUbuntuをインストールする場合は12. 04以降が多いと思われるので問題ないでしょう。
3Dアクセラレーション
Unityを動作させるにはOpenGL 2.
$ /usr/lib/nux/unity_support_test -p
DC3217BYはグラフィック機能としてIntel HD Graphics 4000をCPUに内蔵しており,
NUCの消費電力
ワットモニターを使ってNUCの消費電力計測を行いました。大きさの割に電源OFF時の待機電力がやや高めですが,
- 電源OFF時:3W
- アイドル時:10W
- 最高負荷時:39W